時短生活/時短生活関連情報

15分の泥水瞑想で頭とこころをリリース!

共働き家庭は、常に時間との戦い。でも、時間の有効活用にばかりとらわれていると「ボーっとする時間」がなくなります。忙しい人こそ「15分間泥水瞑想法」で暮らしにリリースタイムを! 効きますよ。

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

共働き家庭の暮らしは、常に時間との戦い。通勤時間、帰宅後の家事時間をどうやって効率よく使うかは、とても大きな関心事だと思います。でも、時間の有効活用や合理化ばかりにとらわれていると、日々の暮らしに「ボーっとする時間」がなくなります。働きマンたる人にとっては、ボーッとする時間なんてもったいないという意識も強いと思いますが、ガイドは思うのです。人生の大切なこと、創造的なことはボーっとする時間から生まれる、と。
意識的に心や頭をリリースしてあげる時間を日々に作りましょう。そんな暮らしのリリースタイムとしてガイドが考えたのが「15分間泥水瞑想法」。コツがつかめればカンタン。でも効果は絶大です。さあ、あなたも泥水瞑想でボーッとしましょ、ボーッと!
・・・INDEX・・・■ 時間の有効活用も大切です、でも……!?■ 15分の泥水瞑想法で暮らしをリリース■ 子どもとの間にこそ、意味のない時間が大切です


時間の有効活用も大切です、でも……!?

忙しいからといって…
忙しさを解決するためのさまざまな知恵は、時に心の余裕を失わせます。
ちまたには忙しい人のための時間活用術として、多くの知恵が流通しています。たとえば、通勤時間を利用してレコーダーに録音した英会話を聞く。昼休みには人脈を増やすためにパワーランチを利用したり、宅配の注文を携帯から送信したり。帰宅後すぐに夕食の準備や家事がスムーズできるように、駅から家までの道のりで作業のシュミレーションをするという人や、帰宅後は洗濯物をたたんだり洗い物をしながら子どもの話を聞くなど、上手な時間の使い方をしている人の話は枚挙に暇がありません。

常に時間刻みの生活を送る中、なんとか忙しさからの脱却を図ろうと時間の有効活用を考えて、ゆとりを生み出そうとする。それは「よりよい自分に向かう」ための課題となり、脳みそは一種の興奮状態に陥って、無駄な時間を生みださないようにフル稼働を始めます。一見、たまっていたTO DOリストがどんどん片付いているかのように見え、スケジュール帳には時間のゆとりが生まれたと思いがちですが、この状態に陥っている人は、空いた時間にまた新たな別の用事を入れてしまいます。こうした時間の使い方は暮らしの中の小さな変化や、丁寧な人間関係、さまざまな気づきの機会を失わせてしまうことも。

家族を持つ暮らしの中では、家の中の雰囲気をゆったり保っておくことがとても大切だとガイドは考えます。忙しさの中に敢えてリリースタイムを意識的に作ることで、こころと頭の余裕は増えていきます。「ボーっとする」のは、とても大切な暮らしの栄養なのです。

次のページでは15分のリリースタイムの作り方を考えていきましょう! 「15分間泥水瞑想法」で、こころも頭もリフレッシュです。
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