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夫の本音~好きな家事&嫌いな家事~(2ページ目)

共働き男性に好きな家事、嫌いな家事をきいてみたら、みなさん結構いろいろな思いがあることがわかりました。

執筆者:毎田 祥子

お片づけは男女を問わず苦手意識がつよいのです

嫌いな家事はお掃除

好きな家事があれば、嫌いな家事もあるのが、家事する人ならではの感覚。夫のみなさんに聞いた「嫌いな家事」ワースト3は・・・

  • 「日常の掃除(片付け)」
  • 「洗濯物たたみ」
  • 「食器の後片付け」


    それぞれの理由は、以下のようなものです。

    「掃除。やってもまた汚れるし、達成感が薄い感じが嫌いです。「義務」という感じが付きまといますね」(30代2人家族 結婚1年半)
    「掃除、時間がないから」(30代2人家族 結婚1年目)
    「掃除。今までの自分の習慣にないから」(30代3人家族 結婚10年目)
    「掃除、面倒くさい」(40代2人家族 結婚9年目)
    「洗濯物たたみ。自分の服より嫁の服が圧倒的に多いから不利」(30代2人家族 結婚3年目)
    「おなかいっぱい食べて飲んだあとの食器の片付けは嫌い。やっぱりごろんとしていたいでしょ。元気なときは嫌いじゃない」(30代3人家族 結婚4年目)


    ワースト3の項目は、主婦の嫌いな家事と似ています。家事をやってる人にとって、好き嫌いに男女差はないということですね!


    片付けやすい家づくりがポイントに

    それにしても、お料理好きが圧倒的多数なのと同じくらい、お掃除嫌いが多かったのが印象的でした。

    ただしお掃除といっても、嫌いなのは「お片づけ」の部分で、「磨き」に関しては好きだという男性は多いようです。力を入れたほうが効果が上がる「磨き」は、男性の方が上手なのかもしれません。

    「お片づけ」に関しては、男女を問わず得意でない人が多いようです。「片付けやすい家をつくる」ことが、共働きの家事をラクにする大きなポイントといえそうです。


    「男の家事」大賞を目指してみる!

    今ちょうど、「男の家事大賞」という募集が行われているのをご存知でしょうか。男性の家事の達人「ダンカジ」部門や、家事をしている中で感じたことを写真やエッセイでつづる「フォト&エッセイ」部門があります。

    このようなコンテストの受賞をめざしてみるのも、楽しいですね。

    「男の家事大賞」
    募集期間:11月30日まで
    主催:財団法人せんだい男女共同参画財団総務企画課



    「好き」を生かす"ふたり家事"

    「家事は家族みんなで」が共働きの家事のキホン。でも、義務の積み上げでは、家事がつらくなる一方です。

    ここにあげられた好き&嫌いな家事やその理由は、多くの人に共通するものですので、男性のこんな好みを計算にいれて、楽しめる"ふたり家事"のカタチをみつけていきたいですね。



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