常に進化する四季折々のデリメニュー
グラタンは容器ごと食卓に出せるのでバッチリ。 |
41Fのレストランで使われているパンたち
ショウケースの上に並べられているのは、おいしそうなパン。「41Fのレストラン"ニューヨークデリ"でも使われているパンは、これです」。一緒に出かけた友だちが、ツアー直前に「美味しい!」とほうばっていた、あのレストランのパンだ!なんて盛り上がります。隣のケースには、たくさんのサンドウィッチ類が並んでいます。同じ種類でも大きさの違うものが並んでいるのは、「女性のお客様から、小さめのものも置いてほしいと要望があったので」。オフィス街なので、ランチを求めにくる方も多いのだそう。ちなみにここでは、デリカテッセンのお料理を楽しめるランチもあります。
MOFが厳選したチーズは49種類
次のショウケースには、ローストビーフやプロシュート、イベリコ豚を使った"ハモンセラー"の熟成12年ものなどの、おいしそうなハム類。チーズは、フランスで4人しかいないという"MOF(名誉職人賞"の称号をもつチーズ職人、エルベ氏ののチーズがならびます。毎週土曜日には「ウィークエンド チーズテイスティング」が開催されています。こちらは午後2時スタート。休日だけあって、参加者も多いそうですヨ。
レシピも盛りつけもプロの技を教わります
さて、最後はお楽しみの試食タイム♪今日、紹介していただいた、ジャムやペースト、デリのサラダにチーズ、パンに・・・と、奥のテーブルにずらっと並んだ試食品を、みんなで一つ一つ味わいます。「この組み合わせで食べるとおいしいですよ」といわれた食べ方にも、そのままでもおいしい!「ひよこ豆のピューレってどうやって作るんですか?」との参加者からのお願いにも、丁寧に答えてくれました。盛りつけテクも教わりました
せっかくデリのお料理を買って帰っても、そのままお皿にボンッでは「いかにも」というさびしいかんじになりますよね。そこで、盛りつけのコツもシェフに教えていただきました。ポイントは、お皿に対して少なめに盛ることと、高さのバランスも考えること。お皿の白い部分を多めに残すことで、優雅にみえます。
高さについては、例えばマッシュポテトとバゲットなら、スライスしたパンの間にポテトをのせることを2,3回くりかえせば、おしゃれなミルフィーユ状に。こうして高さを出しておいて、色鮮やかなソース(ジャムでも何でもOK)を、まわりに一周、すこーしだけかけてあげると、もうレストランのコース料理のよう。シェフにかかると、こんなにも違うのねと、感動してしまいました。
なぜこんなに丁寧に教えてくれるの?
「どうしてこんなにイロイロ、丁寧に教えてくださるんですか?」。マネージャーもシェフも、とても気さくに教えてくれるので、参加した方はみなさん様々な質問を気軽に口にできます。だから最後には、こんな質問がとび出します。その答えは「お客様の反応を直接ききたいからです」とのことでした。解散したあとはやっぱり、今日の記念にお買い物。結構買いこんでいるみなさんの様子を見て、わたしもついつい・・・。その夜はワインで乾杯!でした。
お仕事をしていて、ウィークデーのツアーにはなかなか行けない方も多いかと思いますが、今度の木曜日は祝日。ツアーで楽しい休日を過ごしてみてはいかが?