日傘やその折り目についた汚れ、シミ、黄ばみの洗い方・落とし方
日傘やその折り目についたシミ、黄ばみ、汚れの落とし方・洗い方について解説します。お気に入りの日傘を次の年に使おうとしたら、汚れやシミが目立っていて泣く泣く廃棄処分……なんて経験はありませんか? 通勤に使う小物は、結構汚れてしまっています。次の年にムダなお買い物をしないためには、ちょっとのお手入れが活きてきます!
<目次>
洗っていい日傘・いけない日傘
日傘には洗えるものと洗えないものがあります。洗えるのは、綿や麻の日傘です。絹製のものや、晴雨兼用傘など撥水加工をしてある傘、細かいレースのものは生地をダメにしてしまうのでダメ。洗えない種類の日傘は、やさしくブラッシングするくらいなので、丁寧に扱ったほうがよさそうです。日傘のお手入れに必要なもの:ポイントは色落ち防止と型崩れ防止
準備するものは、傘と洗濯ブラシ、洗濯用洗剤や中性洗剤があればOK。ただし、黒色など濃い色の日傘を洗うときは、蛍光剤の入っている洗剤を使ってしまうと、色落ちしやすくなるので避けましょう。洋服の場合と一緒ですよね。また、日傘を洗うときは型崩れに注意。日傘に使われる布は、伸縮しやすいものが使われているので、強くゴシゴシ洗ったりすると、伸びて型崩れしてしまうことも!これらのポイントを頭に入れてのぞめば、日傘のお手入れは簡単です。
日傘汚れの落とし方と洗い方1:準備するもの
いよいよお手入れ。日傘のお手入れを本格的にする方は、傘の布を骨からはずして洗濯と糊付けをし、片付けるそうです。でもそんな元気はちょっと……という方は、カンタンお洗濯をするだけで、違います。注意すべきポイントは、色落ちと型崩れでしたね。- 日傘
- 洗濯用ブラシ(歯ブラシでもOK)
- 洗濯用洗剤 or 中性洗剤
日傘汚れの落とし方と洗い方2:洗濯する日を選ぶ
日傘の骨に錆びが出るのを防ぐため、早く乾きやすい日にお手入れするのがベスト。晴れた日を選んでやってみましょう。日傘汚れの落とし方と洗い方3:簡単お洗濯の手順
【手順1】シャワーを使ってブラシで洗う(水洗いでOK)。お風呂場で日傘をひろげ、上からシャワーをかけて軽くブラッシング。次に洗剤をつけて洗います。ブラッシングは、布が伸びないようそっとなでる感じで。しつこい汚れの場合は、傘の内側に手をあて、ブラシで布をはさむようにしてちょっと強めにブラッシングします。
【手順2】シャワーで洗剤を洗い流し、内側も軽くブラッシンクして洗い流す。内側で気になるのは、骨がサビないかということ。内側は外側ほど汚れていませんので、ササっと洗って終了しましょう。
【手順3】風通しのよいところで半開き状態にして陰干しに。日に当てると色落ちや黄ばみの原因になってしまうので、必ず日陰で。また骨の部分の錆びを防ぐため、必ず風通しのよいところで干します。
また、半分乾くまでは、日傘を半開きの状態にして置いておきます。はじめから全開にして干すと、生地が伸びて型崩れしてしまうからです。
折りたたみ傘でない場合は半開きで固定しにくいのですが、工夫してみてくださいね。ちなみに私は輪ゴムと棒をつかって半開き状態を作りました。
【手順4】半乾きくらいになったら、全開にして陰干しを! あとは、乾くのを待ってできあがり。
日傘の収納
せっかくキレイにしたのですから、収納にも気をつかってみましょう。収納している間に、カビたり色落ちしたりするのを防ぐため、日傘は、日が当たらなくて風通しのよいところに収納します。紙(和紙がベスト)に包んでおくとより効果的。ビニール袋に入れておくとムレるので、やめましょう。日傘もクリーニングできるんです!
お手入れの前に、共働きファミリーの場合、時間も体力もギリギリの状態なのに、ムリをするのは禁物。そんなときは、家計は稼いでカバーよ!と心に決めて、クリーニングを利用してみましょう。すべてではありませんが、受付けてくれるクリーニング屋さんもあります。1000円くらいが相場です。私も以前、日傘をクリーニングに出してみましたが、白い日傘が見違えるようにキレイになって帰ってきて、次の年もイイ気持ちで使えましたよ。
黒っぽい日傘も人気絶頂期をすぎ、最近は白っぽい日傘の人気が復活。涼しげなはずの日傘がドンヨリした色にならないよう、ちょっとだけがんばってみましょう。お天気のいい日のお洗濯は気持ちイイので、けっこうストレス解消になるんですよネ。
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