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行楽弁当には「おにぎり」が欠かせませんね。
中でも「手作りおにぎり」は、行楽弁当だけでなく、あわただしく過ぎる共働き家庭の日々の食生活にも欠かせない強力アイテムです。共働きの先輩方もおすすめする、手作りおにぎりの効用と活用法についてお届けします!
>>> INDEX >>>
【1】手作りおにぎりの効用
【2】手作りおにぎり活用術
▼おにぎりがおいしいワケ
おにぎりにするとなぜか、お茶碗で食べるご飯よりおいしく感じられたり、たくさん食べられたりします。これは、握った圧力でごはんのでんぷん質が少し分解され、コハク酸といううまみ成分を包んだ膜ができるから。ただし、握りすぎは、旨みも食感も落ちて逆効果です。
▼手作りおにぎりは経済的
ご飯を一気に炊いて冷凍保存し、解凍&温めするときにかかる光熱費は、電気炊飯器で炊いて保温する場合よりも安くなります。また、外で買うより格安ですよね。だから、手作りおにぎりは経済的!
☆もう少し詳しく☆ 電気炊飯器で炊いたご飯を7時間以上保温すると、新たにご飯を炊くのと同じだけの消費電力量がかかります。また、ご飯1膳分(200~300g)のを電子レンジで温め直す場合の電気料金は、冷蔵室で保存しておいた場合には約0.6円、冷凍保存なら約3円。なお一日一回3合のご飯を炊いて半分の1.5合が残った場合、冷蔵庫で保存後に電子レンジで温め直すと、そのまま12時間保温するより1年間で約2.790円の節約に!CO2を約42kg減らせるのだそうです。(参考:東京電力ホームページ) |
▼おにぎり=おむすび=心をむすぶもの
手作りおにぎりは昔も今も、なぜかずっと心に残っていく魔法のような食べ物。おにぎりは「おむすび」ともいわれますが、おむすびという言葉には、心の絆を大切にする昔の人の気持ちもこめられているといいます。
おにぎりはコンビニでも人気の定番商品ですが、“共働き的”には「手作り」の相乗効果を活用したいものです。
次ページでは、手作りおにぎりの活用法と「キホンの共働き的手作りおにぎり」についてお届けします!>>次ページ