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革靴を簡単にピカピカに保つワザ(2ページ目)

サンダルの季節が過ぎ、革のパンプスやブーツが活躍する季節到来!ドンヨリ薄汚れた革靴は人間性まで疑われ、忙しいなんて言い訳はできません。そこで簡単にピカピカを保つワザを靴磨き歴20年のプロに聞きました。

執筆者:毎田 祥子

栄養を与えてあげる靴磨き手順

さて、日頃の汚れ落としは、水で湿らせて堅く絞った綿布で簡単に拭くだけでよいのですが、靴といえども、革はもともと動物のお肌。

お肌・・と考えれば、時々でも栄養を与えてあげなければ、カサカサのゴワゴワになる事は、私たちのお肌のことを思えば容易に想像できますねよネ。

それでは、靴に栄養を与えてあげる靴磨きの手順をみておきましょう。


【1】汚れ落とし。水で湿らせて堅く絞った綿布で靴の汚れを拭いて落とす。

【2】栄養補給。同じく湿らせた布に靴クリームをつけ、靴全体にのばす。

【3】余分なクリームを落とすためブラッシングをする。

【4】仕上げの『磨き』。布の左右の端を手で持ち、キュキュっと力強く磨いてはクリームをつけることを数回繰り返します。靴を履いた状態で磨くとムラなく磨き上げられます。
 

以上で終了。これで次の日からツヤツヤのピカピカで出勤できます!

ちなみに、靴クリームは靴にロウ(蝋)とビタミンと水分と染料を与えるためのもの。靴に合う色のクリームがない時は透明のを使います。
なお、スピード靴磨き用のスポンジは、艶出しだけが目的なので「栄養ゼロ」とのこと。

靴は日頃のお手入れをしていれば、何十年だってもつものだそう。「僕のなんて20年毎日履いていますよ」と話すプロの靴は、本当に手入れが行き届いてこぎれいでした。

そして、これまで空港などで女性の靴もたくさん磨いていらしたプロから一言。「女の人のブーツ、みんな手入れしてないね」。・・ドキッ!?

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自分で磨きあげる時間はどうしても作りにくいという方には、靴のリペアショップでヒールやソールのケアをするサービス(約\3000~)や、靴のクリーニングサービス(パンプス\3000円前後~)を利用するのもおすすめ。白洋舎やワシントン靴店など、靴クリーニングを行っているショップは増えてきています。

ピカピカの靴を履くと印象がよいのはもちろん、自分も気持ちのよいもの。
今年は、『忙しくても足元ピカピカ美人』になって、仕事もオフタイムもますます充実させましょう!



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