プチ・マニフェストの作り方
プチ・マニフェスト婚とは、生活のルールを具体的に決めて、口約束をしておこうというものでしたね。
プチ・マニフェストを作る際に大切なのは、マニフェスト的に考えれば「何を」「いつ」「どういう方法で」やるのかについて、財源である「2人のお財布」モンダイも含め、「ビジョン」と「具体策」を明確にするということ。まずは家事の内容を、ゴミ関連なら「まとめる」「ゴミ出し」、洗濯物なら「干す」「たたむ」など、細かく分けて書き出してみるとよいかもしれません。
「家事って実に細々と作業があるのね~」と感心したり「各自の好きな部分が意外と違うのね」と新発見もあったりして結構楽しめますよ♪
ただし、がんじがらめになってしまっては本末転倒。家庭生活で一番大切なのは「助けあうこと」。お互いのムリを無くすことが目的だということを忘れないようにしないといけませんね。
英国式!?で反省会を!
先のKさんの家庭では「子どもが生まれたのを機に食器洗い乾燥機を買ってから、食器の片付けがだんだん私(妻)任せになってきた」のだそう。現在の悩みの種です。
放っておけばウヤムヤになるのは政治の世界でも同じこと。そのため、マニフェストの伝統170年!という英国の場合、達成度のチェックが大変厳しく、現在ブレア首相は毎年、公約の達成度を「年次報告書」として発表しているといいます。
これを見習ってプチ・マニフェスト婚も、消滅してしまわないよう年に1度は「わが家の達成状況」のチェックや見直しをしてみましょう!もちろん、繰り返しますが、家庭のキホンは思いやり。仕事が忙しい時期も夫婦それぞれ違うのですから、お互いを思いやる気持ちだけはお忘れなく。
「妻は家庭、夫は仕事」といった従来の役割分担ではやってゆけない共働き家庭にあっては、「とっちがどの家事?」という分担をとりあえず決めておくプチ・マニフェスト婚は、不公平感を解消する1つの有効な手段。試してみる価値がありそうです。
さて、あなたのご家庭ならどんなマニフェストができそうですか・・?
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