色の効果を福祉の現場に(写真提供:カラーリストスクール ワムICI) |
2010年に誕生する色彩福祉士とは?
この資格誕生のきっかけは、現在問題となっている介護の現場が大変過酷な状況であることを踏まえ、色の効果を福祉現場に活用することで、介護福祉の施設環境の整備や介護される側の心のケア、介護の質的レベルアップに役立てるとともに、介護する側にも新しいモチベーションを与えたい、という(社)日本色彩環境福祉協会の思いから。ちなみにこの色彩環境福祉協会は菅原猛色彩美術館館長を理事長に、佐藤眞一明治学院大教授(心理学)、色彩診断士ヨシタミチコ色彩NPO日本カラーネットワーク協会理事長のほか、医師や弁護士など色彩や心理、福祉、医学、法律とそれぞれの分野の専門家が理事を務め、2008年に設立されました。色彩福祉士になるために、まずは色彩福祉®検定から
色彩福祉士の資格を得るためには、色彩福祉®検定の1級に合格することが必要です。色彩福祉®検定は2009年からスタートした新しい検定で、今年度は3級のみの実施。2010年から2級、1級がスタートします。つまり色彩福祉士は早くても2010年に誕生の新資格です。3級には受験条件がなく誰でも受験することができますが、必ず3級からスタートし、2級、1級という段階を経ることが必要です。3級の試験はすでに第1回は終了し、第2回の試験がこの秋、行われます。
試験対策には色彩福祉®検定3級公式テキスト(3,780円税込)のほか、色彩福祉®検定3級対応CUS®カラーカード157(2,300円送料込・税込)で独学で学習することができます。
検定内容は次ページで詳しく説明します。