栄養士としての経験を積むために

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雑誌、テレビなどでアレルギー対応レシピなどを提供。そのレシピに除去食のイメージは全くない
ガイド:料理教室を開く前は会社にお勤めだとお伺いしました。

松下さん:管理栄養士の受験条件に栄養士として経験が必要でした。だから、お料理教室を開く前はミルク会社で栄養士として勤務していました。

ガイド:どういったお仕事内容になるのでしょうか?

松下さん:主に子育て中の方向けのメールマガジンの編集、栄養、保育の相談を行っていました。その前は児童養護施設で調理の仕事をしていましたので、パソコンでの仕事は苦労しました。

ガイド:パソコンはどのように学ばれたのですか?

松下さん:実践では会社の方に教えていただくほか、独学で学んだり、またスクールにも通ったこともありました。そこでWebクリエーターの資格を取得しました。

ガイド:食とは全く別の分野ですね。役立ちましたか?

松下さん:当時の仕事にも役立ちましたが、今のお料理教室「korokoro(ころころ)」のホームページを作成する際にも学んだ知識が役立ちました。自分で作成しましたので、コスト面はもちろん、伝えたいこと、必要なことなど自分の思うとおりにできるのが嬉しかったです。

資格を取り続ける理由

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ママコミュでは離乳食とりわけレシピや旬の素材をいかした簡単レシピなどを提供
ガイド:Webクリエーター試験は出産1週間後だったとか。そして見事合格。次に管理栄養士試験をめざすまでに時間があるから、と食生活アドバイザーの資格を取得。松下さんが次々と資格を取り続ける理由を教えてください。

松下さん:学ぶことに損はありません。そしてその学んだことを証明してくれる資格は学ぶ励みにもなります。自分の進みたい道の要所要所で資格を取得することで、軸がぶれないと思います。

そもそも大学在学中に専門学校へ通い始めたのも両親の理解がありました。父の「知識があったほうがよい」という考えのもと育ったことが大きいのかもしれません。

ガイド:資格を取得後、それぞれ活かしていくコツはありますか?

松下さん:20代、30代、40代……と自分が何をやりたいのか、自分の役割は何か。考えながら工夫していくことだと思います。

ガイド:ありがとうございました。人に喜んでもらえる食の資格は持っていて決して損はないと思いました。また、食の資格も調理、栄養、食育……と幅広いので、松下さんのような「アレルギー」「自己免疫力を高める料理」など専門分野、得意分野を持つことも大切です。さらに自分の想いをホームページなどで表現するスキルを着実に身につけていくことも「差をつけるコツ」だと思います。

そして、何といってもこうしたノウハウを惜しげもなく披露してくださる松下さんご自身の人間力に吸い込まれてしまいました。