All Aboutでも「食と健康」ガイドの南恵子さん、「食育」ガイドの飯野耀子さんも、この資格を活かし活躍。 |
健康、医療系の資格には受験条件が厳しく社会人にとって敷居の高いという現実が。この資格は、通信教育を修了することで受験資格を得られるので、チャレンジのしやすさも魅力です。また健康と一言でいっても、運動、食事、環境といった様々な側面がありますが、トータルで基本を学べるので、健康に携わる仕事をしたい人のための登竜門ともなる資格です。
この資格を取得することで医療・福祉分野はもとより、製薬・食品・化粧品メーカーの営業社員、企業の健康管理部門ほか、フィットネスクラブやエステティックサロンでお客様の健康相談にのったり、地域において健康管理指導や講演活動を行うなど、健康管理の専門家として活躍することができます。また、家族や友人・知人へのアドバイスなど生活にも役立つのも魅力です。
資格を取得するには受験条件あり
この資格は日本成人病予防協会と生涯学習開発財団が認定する民間資格で、平成4年にスタート。今や認定者数は約4万人となっています。10代から80代の方まで年齢層も幅広く、女性が6割を占めています。生活習慣病の原因やメカニズム、それを予防するためのメンタルヘルス、栄養、運動、環境などについて幅広く学習し、健康管理の正しい知識を身に付けることを目的としています。
この資格を取得するためには、日本医協学院が主催する通信教育「健康管理士一般指導員受験対策講座」を修了、もしくは養成校カリキュラムの修了および単位の取得し、資格認定試験を受験して6割以上正解すれば合格となります。その後、登録手続きが終了し、認定証が届いたら「健康管理士一般指導員」として活動することができます。
日本医協学院が主催する通信教育「健康管理士一般指導員受験対策講座」は受講料63,000円(税込)、受講期間は約4ヶ月が想定されています。全ての添削問題集(4冊)の課題提出が修了条件となります。試験に不安な場合は試験の約1ヵ月前には1日スクーリング「合格対策講座」(受講料5,000円)も実施されています。