テキストと合格通知書。「合格証書」が待ち遠しい… |
そもそも受検のきっかけは、「カラー」に関する資格を追ううちに、「色」の知識が幅広い業界で、また生活にも役立つことに魅力を感じていました。そして、「パーソナルな資格は、ますます人気になるだろう」と思い「パーソナルカラー検定(R)」の受験を決意したのです。
■カラーの資格■
・色彩検定(R)
・カラーコーディネーター検定試験(R)
・パーソナルカラー検定(R)
受検を決意したものの「色」に関する知識が全くないといっていい私。まずは「色」の基本を知ろう!と張り切って最新の色彩検定、カラーコーディネーター検定、そしてパーソナルカラー検定公式テキストを購入したのです。
そして時間を見つけてはテキストを開くようにしました。1ヶ月ほどの時間があったため、厚めのテキスト「色彩検定」から。けれど素読みするだけで理解できているとは思えません。チェックテストもさっぱりわかりません。
そこで、試験日が迫りつつあり、方針を変更。一番厚さの薄い「パーソナルカラー検定」の公式テキストから。そもそも「パーソナルカラー検定」の受検が目的だから、もう遠回りをしている余裕もない!とテキストを開くと、字が大きくイメージ写真もありカラフルで「色」に関する知識のない私でも抵抗なく読み進めることができました。
例えば色彩の文化や歴史、特に日本特有の色名のつけ方。江戸時代は歌舞伎役者にちなんだ団十郎茶、町人に「いき」の美学として流行した紺瑠璃などの渋い色調など。これらの色、今の「和」テイストには欠かせない色よね、などと思いながら。。。
そして本題ともいえる「パーソナルカラー」。肌の色のしくみでは「赤ちゃんの肌」がまぶしく見える理由が、その水分の多さにあるのだそう。また皮膚の構造や髪色の科学では、ふだん耳にしているコラーゲンやメラニン色素などがどのような働きをするのか、外見上どのような影響があるのか、ということを体系的につかむことができます。
このような仕組みをもつ、肌の色、髪色、瞳の色から個人の色を2つの色味度にわけ、さらに4つのシーズンカラーと呼ばれるグループに分けます。個人の色、つまりパーソナルカラーとはこの4つのシーズンカラーで配色を行っていくのです。
ここで大前提はカラーアンダートーンシステム(CUS(R)表色系)といわれる配色調和を実務的に行うための色の表示システムの理解。やはり実際に「色」に関する実務に携わっていないため、最初はただただテキストを読むのみ。そこでは無理に理解しようとせず、最後までテキストを通し、「パーソナルカラー」から徐々に「配色」の意味や仕組みが見えてきて、町行く人々をみては「あの人はイエローアンダートーンでブライトスプリングだからもっと明るめの色味のコーディネートのほうが似合う」などと勝手に思ったりしていくうちに、楽しくなっていきました。
さて、いよいよ試験日。意外にも会場は3分の1が男性。さまざまな業界で、研修の一環としてこの検定が導入されているそうです。また、スクールもしくは専門学校の団体受検なのかグループで受検している方も多く見受けられました。
過去問題集などがなく、どのような出題がされるのだろう…と不安に思いましたが、テキストに沿って、無難に回答できたかなあという感触。とはいえ90分という試験時間は見直す時間もないほどいっぱいいっぱい。手こずったのは、やはり実践的に問われた「配色」。テキストの暗記だけでは回答は難しいかもしれません。
実践的な配色が問われることからもファッションコーディネートにすぐ役立てたい!という方には特におすすめの検定といえます。
今回3級には無事合格したものの2級を受検するには、実践的なトレーニングを重ねなければ難しいかもしれない…と実感し、11月の試験に向けてどのような対策をとろうかと思案中です。
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