色の資格を徹底比較
ブライダル、フラワー、ネイル、インテリアなど幅広い分野で色の知識は必須です。
今まで、3回にわたり色に関する資格を紹介してきました。ファッション、メイク・ネイルなどの美容関連、ブライダルからインテリアや商品開発、印刷デザインなど幅広い分野で必要とされる色の知識は、仕事に活かせることはもちろん、センスよく暮らすために生活にも役立ちます。

第1回 色彩検定
第2回 カラーコーディネーター検定試験
第3回 パーソナルカラー検定

それでは、今までご紹介した色に関する資格。どの資格から受験したらいいの?と思う方が多いことでしょう。そこで、各検定試験を徹底的に比較してみました。
色の資格を徹底比較
色彩検定とカラーコーディネーター検定は、どちらの検定も「色」の知識を問う検定試験です。試験の実施時期、合格ライン、合格率などの難易度にもさほど差がありません。めざす分野も大きな違いはありませんが、受験者データやその出題内容を比較すると、ファッション・美容関係は色彩検定、商品開発や環境の分野はカラーコーディネーター検定の傾向があるようです。

資格を活かし、就職に有利にしたいと考えるのであれば、両資格を取得することより、まずは一方の検定試験でしっかり上級をめざすほうが得策です。一方で、カラーコーディネーターとして活躍したいと考えるのであれば、両検定で上級をめざすくらいの覚悟が必要です。例えば「カラーコーディネート」ガイドの松本英恵さんも両検定の1級を取得されています。

最後にパーソナルカラー検定は「人」に焦点をあてた検定ですから、やはりファッションや美容関係の方がめざす傾向にあるようです。色彩検定やカラーコーディネーター検定に比べ、新しい検定試験で2005年にスタートしたばかりです。従来のカラー検定に加え「人」に特化し専門分野をより絞りたい、深めたいという方向けの資格です。パーソナルカラーという言葉が社会に定着するとともに、パーソナルカラリストとして活躍される方も増えてきました。ただ、活躍されている方々は色彩検定やカラーコーディネータ検定の上級資格を既に取得されている方が多く、基本的には先の二つの資格が基本資格といえそうです。「Lucir Color」を主催する石黒明美さんもそのお一人です。

色に関する資格は、他の資格、例えばフラワー、ブライダル、ネイル、インテリア、デザイン、Webといった分野の資格とも相性がよく、取得しておいて損はありません。

就職に活かすすのか、独立をめざすのかで受験すべき検定が見えてきたことと思います。いずれの資格もまずは3級から。申込み期間ももうすぐ終了するものも。始めるなら、今しかありません。
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