いつの時代も6月の花嫁は、昔から女性の憧れ。6月に結婚した花嫁は幸せになれるというのは、もともとはヨーロッパからの伝承だそう。 |
憧れのブライダル資格
最近では、結婚する年齢層も広がり、かつ結婚式への要望も多様化しています。そこで、ニーズが高まっているのが結婚式という場をプロデュースする仕事。ウェディングプランナー、ブライダルプランナー、ブライダルコーディネーター、ブライダルプロデューサーなど呼称は様々ですが、映画やドラマにも取り上げられる程の人気が高い職種です。結婚という人生最大の「幸せ」の場を任せられるのだから、責任も重大。それだけにやりがいも大きい仕事です。特別な資格がなくてはならない仕事ではなく、むしろ経験や人間性が求められます。また、即戦力を求められる業界でもあります。けれども、ブライダルに関する確かな知識とスキルを身につけ、資格を取得したい場合は、いくつかの資格があります。結婚式自体が欧米式が一般的であることもあり、アメリカの資格制度を日本でも実施しているようです。
そのうち全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)のアシスタントブライダル・プランナー(ABP)の資格制度とウエディングスビューティフルジャパンによる認定ウエディングスペシャリスト資格をご紹介します。
まず、アシスタントブライダル・プランナー(ABP)資格は、協会認定の検定1級に合格することが必要です。検定は2級、1級とステップアップできますが、どのレベルからでも受験することが可能で、受験資格は特にありません。ただし、まだテキストなどの市販もされておらず、認定校での対策講座を受講することが近道といえそうです。
アシスタントブライダル・プランナー(ABP)資格を取得すれば、日欧米のブライダルを理解した、一定水準のプランニング能力の証明になるほかに、協会から内外のブライダルの最新情報や仕事情報の提供、米国での研修が受けられるというメリットも。また協会主催のセミナーを通じて人脈を広げることができます。
▼試験実施団体
全米ブライダルコンサルタント協会
次に認定ウエディングスペシャリスト資格は、アメリカで発足した認定資格で、日本では、ウエディングスビューティフルジャパンが実施しています。ウエディングスビューティフルジャパンの所定のコースを修了し、全課題の合格ラインに達すれば認定されます。ウエディングスペシャリスト資格取得コースには、通学プログラムと通信教育プログラムがあります。通学のみでも通信のみでもコースを修了し認定を受けることも可能ですし、通学+通信でコースを修了し、認定を受けることも可能なので、都合に合わせ学べるメリットがあります。
▼試験実施団体
ウエディングスビューティフルジャパン
アシスタントブライダル・プランナー(ABP)資格は、全米ブライダルコンサルタント協会の認定校で、認定ウエディングスペシャリスト資格は、ウエディングスビューティフルジャパンで説明会が実施されていますし、資料を請求することもできます。
より実践的に、専門的に学びたい!という場合は…次ページへ