この分野だけは自信をもって取り組めるかも?と思って取得した社会保険労務士 |
度重なる転勤に将来の不安を感じて、社会保険労務士をめざした、という峯垣さん。結婚、出産を経て、更に行政書士を取得し活躍されています。「人生経験」が豊かであればあるほど仕事に幅がでる、という両資格について、資格を取得するまで、そして取得後の仕事内容などについてお話をお伺いしました。
-「社会保険労務士(以下、社労士)」をめざす前の仕事やキッカケについて教えてください。
当時総合病院の医事課窓口にいたのですが、その際、沢山の種類の健康保険証を拝見したり、労災保険に該当する案件、交通事故(自費・第三者行為)処理、傷病手当金請求などを経験しました。その内容は、社労士の業務に深く関係している仕事でした。
さらに3つめの勤務先で庶務課勤務になった時には、上記の内容を踏まえて、職員の給与計算、資格得喪業務などに携わり、社労士の業務と関連している部分が増えました。
こうした仕事を通して「社労士」という資格名に馴染みがありましたので、もし合格したら、私にもこの分野だけは自信を持って取り組めるかも?と考えました。直接のキッカケとなったのは、大学卒業後に総合職として就職した某特殊法人で、2~3年ごとの転勤に将来の不安を感じ、辞令に振り回されるのではなく、一つの場所に落ち着いて仕事なり、人生なりを考えたかったからです。
-そして、結婚、退職、出産、とプライベートで大きな変化があるなかで、どのように資格を活かそうと考えたのですか?
まず、出産して半年後に某通信教育の中学英語の添削指導を在宅で開始しました。慣れない育児でストレスを抱える中、主人が帰宅するまで、社宅の中でポツンといて、誰とも会話をしない生活が毎日続き、社会から取り残され、忘れ去られるような焦燥感から、応募したのを覚えています(苦笑)
そして娘が1歳半になったのを機に、税理士事務所のパート勤務に行きはじめ、同時に、税理士事務所内にて、社労士事務所開業することができました。