「食」全体を網羅する総合的な資格 フードコーディネーター
フードコーディネーターとは?
テレビの料理番組や料理シーンでの活躍しているイメージの強いフードコーディネーターですが、そのほかにも、例えばデパ地下お惣菜の陳列方法を提案したり、新商品の開発に携わったり、など活躍の場は多岐にわたっています。
認定試験を行う日本フードコーディネーター協会では、「フードコーディネーターとは、料理の知識を持ち、食に関わる人や物をうまくコーディネートし、フードビジネスを企画・運営し、食をトータルで考えることのできる専門家」としています。
フードコーディネーターになるには?
日本フードコーディネーター協会が6年前から実施をしているフードコーディネーター3級資格認定試験(毎年10月実施)は、年齢・資格は問わず、誰でも受けることができます。2003年から実施されている「2級資格認定試験」は、プロへの登竜門ともいえます。
受験生の多くは、20代~30代の女性ですが、「食」関連企業の社内研修により男性も増加しているようです。
試験内容は「食」全体を網羅する資格だけに、栄養や衛生にとどまらず、経営、経済、文化、芸術まで問われます。公式テキストとして「フードコーディネーター教本」があります。公式テキストだけでは不安な場合は、講習会への参加や認定校などのスクールへ通うことをオススメします。仕事につなげるのなら、実践面や情報を入手するためにもスクールは検討したほうがよいと思います。
そして、仕事のみならず、最近ではホームパーティが増えたことや「食」への関心の高まりから、フードコーディネーターの知識は日常生活にも役立つ内容といえます。
★参考サイト
日本フードコーディネーター協会 http://www.jfca.gr.jp/