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コレを守れば夫婦円満 妻に嫌われない男の料理5か条

キッチンは、奥さんが毎日料理を作って家族の健康を守ってくれている大切な場所。そこに男がいきなり立ち入って「男の料理」を作ろうとすれば摩擦は必至です。ここでは摩擦を回避する5つのコツをお教えします。

土屋 敦

執筆者:土屋 敦

男の料理ガイド

>「男のキッチン構築術」はこちら

キッチンを清潔に
この5か条を守れば奥さんも満足のはず!
キッチンは、毎日料理を作って家族の健康を守ってくれている奥さんの大事な場所。そこに男がいきなり立ち入って、好き勝手に料理をしてしまおう、というのが、「男の料理」なのです。

ですから、摩擦が生まれて不愉快な思いをしないためにも、なにより「妻の理解」を得なくてはいけません。
私も随分たくさんの摩擦(抗争?)を経験して今に至りますが、その過程で、私が経験的に学び、また取材して得た「奥さんと折り合いをつけながら楽しく男の厨房を構築するための5か条」をドキュメント形式でお教えいたします。


第1条 使ったものは元の場所に戻す

<ある事例>

キッチンで働く主婦は、いわば一人の職人。包丁や調味料、ザルやお玉などの位置を体が覚えていて、何も考えずにさっと手が動いて道具を取ることができるものです。

夫が料理をした翌日、シチューのアクを掬おうとしてサッと手を「本来お玉があるべき場所」に伸ばしました。しかしそこには何もない…。

それだけでまずムッとしました。あちこちを探しても見つからず、その間にシチューの中のジャガイモが煮崩れ始めます。イライラとともに、彼女の怒りはだんだん高まってきました。

包丁
使った調理道具は必ずもとの場所に
まあ、1、2回なら許されるかもしれません。しかし今度は塩が調味料棚からなくなりました。そして夫が料理するたびに、スプーンの数がなぜだか減っていきます。そういうことが何度も続き、そのうち夫の作った料理そのものさえ恨めしくなってとても食べる気がしなくなったということです。

さらに台所で物がなくなると、すべて夫のせいだと、思うようになりました。欲しい道具が見つからないたびに夫に腹が立つのです。

そんな状態ですから、夫はいくつかの濡れ衣を着せられました。しかし夫がそのことで怒ると、妻は「あの時はあなたがなくした!」と何倍もの例を挙げて言い返すので、夫婦には険悪なムードが漂うようになってしまいました。

*   *   *

……こんな事態を避けるためにも、使ったものは意識してすぐに同じ場所に戻すようにしましょう。何度も料理をしているうちに、奥さんが普段置いている場所に慣れ、意識しなくても自然と体が動いてすっかり調理道具の位置が把握できるようになるはずですよ。


>続いて第2条。どうかと思う男が登場します
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