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TOOL:「デジタル」が決めて! 男の道具:クッキングスケール

クッキングスケールを選ぶなら、絶対に「デジタル」がお勧め。サイズもコンパクトだし、なにより「オフセット」機能は想像以上に便利なのだ。

執筆者:杉村 昌宏

デジタルクッキングスケール


おそらく、普通に料理をされるご家庭であれば、材料などを量るための「はかり」のひとつはお持ちであろう。

「はかり」にも、いろいろなタイプがあるが、家庭でまず揃えたいのが、家庭用のデジタル式のはかり、「デジタルクッキングスケール」というタイプのものだ。

 

今回紹介するのは、タニタ製の非常にコンパクトなタイプのもので、最大計量は1,000g(1kg)まで、また500gまでは、1g単位での表示、それ以上は2g単位での表示というものだ。

最大計量は、家庭用で2kgまでのタイプも多いが、それほど特別なケースでない限り、普通の家庭であれば1kgまでのもので十分といえるだろう。

また、計量単位が1g単位というのも、スパイスや菓子食材など、少量の材料を計量する際に便利に使える。

 

最近では、レトロな感覚のアナログタイプのスケールも品揃えが豊富で人気があるようだが、デジタルとアナログのものの使い勝手で最も大きな差がでるのが、デジタルタイプのものの「オフセット機能」だ。

これは、スケールの上に計量する材料を入れる容器をのせてから「ON」ボタンを押すと、その状態でスケールが「ゼロ」にオフセットされるというもの。

アナログであれば、容器の重さを考慮して重さを量るか、あるいは面倒だが調整ねじなどで、つどゼロ調整をするなどしなくてはならないことを考えると、この機能の違いは大きい。

特に、お菓子を作ったりする際には、多くの材料を短い時間で計量していく必要があるため、圧倒的にデジタルタイプのものが効率的に使える。

 

また、デジタルタイプのものは、総じて非常にコンパクトな形状のものが多い。

本体と、スケール台がほとんど「一体」となっており、普段しまっておく際にも場所をとらず、また使用中も安定性が高い。

 

もし、今アナログのタイプしか持っていないのであれば、まずは最大計量1kgのコンパクトなデジタルクッキングスケールを手に入れてみるといい。

これほど、「デジタル化」によって使い勝手がよくなる道具も、そうは無いことがわかるだろう。

値段も、一部のアナログタイプのものよりも手ごろだったりする。

 

【関連】株式会社タニタ 製品紹介ページ

 


 

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