和牛モモ肉のローストビーフ
ホームパーティーなどで、友人などを呼んだときに欠かせない肉料理。 中でもローストビーフは冷めても美味しく、付け合わせも自由に組み合わせられて、ホストファミリーにとっても便利なメニューの一つ。
旨いローストビーフを作るには、表面にしっかりと焼色をつけて肉汁を閉じ込めて、あとはオーブンで、中心部分がほんのりとピンク色になるぐらいのミディアムレアに仕上げるのがコツだ。
今回は、シンプルなレシピで、肉の旨みをそのまま味わってみたい。 そのためにも肉質がきめ細かく、柔らかい上質の和牛を準備することをおすすめする。
■材料 (4~5人分ぐらい)
・和牛モモ肉(できればランプを) 800g~1kg
・サラダオイル
・塩、コショウ
盛り付けに際して
・市販のグレイビーソース
・にんじん、ポテトのローストなどの付け合せ
■作り方
1.
モモ肉にまんべんなく塩コショウをふる。
手ですり込むようになじませる。側面にも忘れずにすり込む。
2. フライパンを強火で空焼きし、十分に熱くなったらオイルを適量いれ、塩コショウをしたモモ肉の表面を焼く。
3. 終始強火で、表面に軽く焦げ目が入るぐらいにしっかりと焼きを入れる。
トングでモモ肉をつかんで、側面部分にも焦げ目をつける。
ここでは、肉全面にあますところなく焼きを入れるように心がける。
4.
表面を焼いたモモ肉は、アルミホイルで2重につつむ。
あとでオーブンの中で返した際に肉汁がこぼれてしまうので、すき間がないようにキッチリとつつむようにする。
5. 肉を天板にのせ、160度に熱したオーブンで35分ほどローストする。
途中20分経ったら、一度上下を返す。
35分たったら、アルミホイルを少しだけ剥がして、金串を刺して10秒程度おいてから抜き、ちょうど肉の中心にあたる金串の部分を唇にあててみる。
冷たいようなら、もう少しローストが必要。熱ければやや火が通り過ぎといったところ。
これがほんのりと温かいようであれば、ベストの仕上がりだ。
6. 焼きあがったら、アルミホイルに包んだまま、キッチンのあたたかいところで20分程度置いておく。
こうすることで肉汁を落ち着かせ、あとで切ったときに肉汁が出過ぎるのを防ぐ。
7. ねかせたローストビーフを、5mm程度の厚さにスライスし、大皿に付け合せの野菜などと一緒に盛り付ける。
今回は、ちょっと手をかけてイタリアンテイストのマッシュポテトを添えてみた。
ローストビーフも、中心まで美しいピンク色のミディアムレアに仕上がっている。
全体にグレイビーソースを回しかけてふるまう。 今回は市販のグレイビーソースを使ったが、好みでわさび醤油など、和風の味付けも合う。
もちろん自分でじっくりとソースを作るのもいいだろう。
今回のローストビーフは、塩コショウのみで味付けし、焼いてからオーブンで火を通すといった非常にシンプルなレシピで仕上げてみた。
最初の焼加減と、ローストの温度・時間などで仕上がりがずいぶん違ってくるが、ローストビーフは、多少レア気味でも、あるいは火を通しすぎても、それはそれで美味しく味わうことができる。
レシピも簡単なので、何度か挑戦してみれば、自分好みのローストの加減がわかってくるだろう。
お客さんを呼んでの食事などでは、下準備が簡単で、オーブンに入れている間、他の料理ができるロースト料理は、欠かせないメニューとなるだろう。
しかも、大きな肉のカタマリをサーブするのは、見ごたえもありお客さんのウケもいい。
ぜひ定番メニューとして、ローストビーフをマスターしてほしい。
【関連】 ポテトの付け合せ
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