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レシピ:名脇役、「ポテト」をとことん使いこなせ! 頼りになるポテトを味方につける

肉などのメインディッシュに欠かせないのが野菜などの“付け合せ”。そんな付け合せにぴったりのポテト料理を3品紹介する。

執筆者:杉村 昌宏

肉などを使ったメインディッシュには、野菜などの“つけあわせ”が欠かせない。
いろどりや、盛り付けのバランスをとるのはもちろん、栄養的な助けにもなる。

そんな付け合せの中でも“ジャガイモ”を使ったポテト料理は、特に肉料理にはぴったり合うし、とても使い勝手がいい。

今回は、そんなポテト料理の中でも、シンプルで、付け合せには最適のレシピを3品紹介したいと思う。

ジャガイモは保存も利くので、欠かさずキッチンに常備しておいて大いに活用してはいかがだろうか。


■ポテトのロースト

~男爵、メークインのどちらでもOK。男爵だとホクホク感が強くなる。

1.ジャガイモは、皮付きのままよく洗って水から柔らかくなるまで茹でる。大きさにもよるが10分程度で柔らかくなる。また電子レンジでジャガイモ一個あたり3分程度調理してもよい。

2.茹であがったジャガイモは、皮をむかずに4~6等分ほどに切り分ける。


3.フライパンを熱しサラダオイルを引いたら、切り分けたジャガイモを入れ、中火で香ばしい焦げ目がつくぐらいに炒める。


4.塩・コショウをふって味を調えれば出来上がり。

※ジャガイモだけでシンプルに仕上げてもよいが、炒める際にベーコンを細く切ったものや、イタリアンパセリなどを加えると、付け合せはもちろん、それだけでもビールにあう絶好のおかずになる。


■ポテトのドレッシング和え

~メークインを使った方がしっとりと仕上がる。

1.ローストと同様に皮付きのままジャガイモを茹で上げる。

2.茹で上がったら布巾などをつかって、熱いうちに皮をむき、たてに半分にしてから厚さ1cm程度のスライスにする。

3.軽く塩・コショウを振ってから、イタリアンドレッシングをざっと回しかけて全体を和える。


4.しばらく置くとドレッシングがなじんで美味しくなる。

※ドレッシングの代わりに、粒マスタードとオリーブオイル、レモンの絞り汁を合わせてからかけてもよい。


■マッシュポテト(イタリアン風)

~男爵・メークインのどちらでもOK。メークインを使うと比較的軽めに仕上がる。

1.ローストと同様に皮付きのままジャガイモを茹で上げる。

2.茹で上がったら布巾などをつかって、熱いうちに皮をむき、手早く裏ごしにする。
裏ごしにせず全体をざっとつぶしてもかまわないが、裏ごしにするととてもキメの細かいマッシュポテトに仕上がり絶品。裏ごしは手間と力が必要だが男の腕なら簡単だ。


3.裏ごしをしたジャガイモを、ナベにいれて弱火にかけたら、全体をまぜながら少しづつ牛乳を加えて柔らかくのばしていく。最終的にグラタンに使うホワイトソースぐらいの柔らかさになるまで牛乳を加える。


4.軽くナツメグを振ったら、塩で味を調える。火を通すうちに全体がかたすぎると思ったらつど牛乳を加えて粘度を調整するとよい。

5.最後にパルメザンチーズを一握りほど加えて全体を混ぜ合わたら、火を止めて出来上がり。パルメザンチーズはケチらないで、どばっと入れる方が美味しい。


※ 牛乳でのばしていくのを半量を生クリームを使うと、コクと風味が格段に上がるのでおすすめ。

このマッシュポテトは、簡単な割には驚くほど美味しく、舌触りよく仕上がるので、お客さまをもてなすときなど、ぜひ一度作ってみて欲しい。結構病みつきになるかも。


【関連】ポテトが合う料理

 


 

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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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