神の恵みでお腹も満たして
表参道には、ひとつから購入できる焼き牡蠣を売っている店が立ち並んでいて目をひく。 |
メニューを書くのに使われているのは、宮島の名物のひとつである、杓子(しゃくし)。大小の杓子に書いてある文字を眺めながら、牡蠣好きのガイドは、何を食べようか本気で悩んでしまいました。
大小の杓子に書いてあるメニューがかわいい。 |
隣の席でひとり旅同士の外国人が2人、同じようにかき丼をほおばりながら、自分たちの旅について語り合っていました。ひとりは宮島の後、京都を巡って帰るのだそう。世界遺産の中でも、日本の神社の美しさと神々しさは、外国人の心をもしっかりとつかんでいるようでした。
にぎわう表参道商店街には、ほかにもおいしそうなものがいっぱい。あなごのちくわや、名物のもみじ饅頭が、目の前でできたてだったり。そのほか、名産の杓子のお店や、色とりどりのかわいい石が並ぶパワーストーンのお店も。
表参道商店街の中にあるパワーストーンの店。色とりどりのかわいい石。 |
たとえばひとつ210円のアクアのクリスタルキャッツアイは、水のもつ静けさ、包容力が持つ人の心を鎮めて癒しへと導いてくれるのだそう。隣のローズのキャッツアイは人間関係や恋のためのパワーを高めてくれるのだとか。値段もお手頃なので気になるものを購入してみては?
宮島では、神の使いとされている野生の鹿が町の中を自由に歩きまわっている。 |
ガイドも、表参道から町屋通りに入ろうと道をそれた瞬間、向こうから歩いてくる鹿さんとご対面。人と鹿が自然に溶け合って生活をしている宮島の温かい空気を感じました。
次のページでは、宮島の温泉を紹介していきます。