大会実行委員に聞く開催意図と抱負
ガイド:今回3回目を迎えた、"The 3rd All Japan English Oratorical Contest for the University of Tokyo Yasuda Auditorium Trophy"「第3回東京大学安田講堂杯争奪英語弁論大会」ですが、初回の第1回、第2回大会に引き続き、第3回を迎えたわけですが、今年第3回大会の経過や、以前との変更点等があれば、教えて下さい。東京大学安田講堂杯第3回実行委員長田島氏 |
今回、高校生や年配の方など、英語が苦手な人にも大会を楽しんでいただけるように、はじめて同時通訳を導入し、希望者に貸し出したほか、スピーチ集に難しい単語の訳を載せました。クリスマスシーズンのため、大会パンフレットやパワーポイントのスライド、受付やレセプション会場まで、一貫してクリスマス風にし、わくわくさせる演出をしました。
ガイド:今年の参加者には何か、特徴がみられましたか?
田島氏:今年は、本選には残念ながら残りませんでしたが、なんと、小学生からの応募があり、しかも、内容的にも大人のスピーカーと十分に伍する内容でした。本年度は、国籍にとらわれない様、英語を母国語とする人の出場も認め、実際に本選出場者には、ハーフの方もいらっしゃいました。
今後は、是非、より幅広い年齢の方が応募され、より活発な大会にあることを期待してます!
第4回大会委員長に聞く
東京大学安田講堂杯第3回実行委員長、川崎氏 |
川崎氏:はい、幾つかある課題を一つでも、実現して、より充実した大会にしていきたいと考えています。今後も、審査員の方にも毎年異なるメンバーの方に参加していただきたいと考えています。常に新しい視点で、審査が行われることで、変に本大会の傾向が固まるのも、良くないのではと考えています。常に、新鮮かつ、今年の大会がそうであったように、鬱の問題や、裁判員制度の是非など、時代を反映する、トピックを広く扱える大会にしていきたいと考えてます。過去にとらわれず、その年のコンセプトにふさわしい視点で審査が行われることで、活気ある大会をつくっていきたいと思います。speakerの心が伝わり、聴衆にとって、よりimpressiveで、memorableな大会にしたいですね。
また、参加者の数をもっともっと増やしていきたいですね。来年はぜひ、500名をめざしたいと考えています。また企業などと協力して、小学生や中学生の参加も増やせたら、と思います。
安田講堂という象徴的な場所で、一生の記念になる、パブリック・スピーチを披露する楽しさを広め、より多くの方の参加が得られるようにがんばりたいと思います。
ガイド:ありがとうございました!
最後に、第3回大会のESSメンバー全員の写真と今年の大会理念と趣旨をご紹介いたします!⇒