今の英語力を使えるものに! |
書くことで会話力を向上!
さらにこの講座のユニークなところは、6週間の講座受講期間の講座と講座の間に出される課題です。ここには、ある項目に関するライティングの宿題が課されています。意外や意外、スピーキングの能力を高めるために、ひたすら、英語で「書く」トレーニングをする!この宿題は正に眼からうろこです。よくTOEICの試験項目が従来、リーディングとリスニングであった(2007年度よりS&Wが加わっている)のは、リーディングとライティング、リスニングとスピーキングの間には相関関係があるからだ、というレトリックが使われていましたが、今回まさにその実践版を見る思いでした。正しく書いて、その英文を正確な音声で発話できれば、英会話の練習は
可能だと考えるガイドの考え方ともぴったりと一致するものでした。
ユニークだが、その効果の点で、大手企業の研修にも採用される理由の一旦を実感できる内容であったと言えます。
今回の参加者は既にある程度話せる、この講座としては、最上レベルの参加者とのことでしたが、この講座の真骨頂は、本当に英語が苦手、だけど喋りたい、また話さざるを得ない状況にある方には、まさにピッタリの講座であると感じました。主催者の方が、『是非、この講座を受けてから、市井の英会話学校に行ってください。より効果が実感できますよ!』と話されていましたが、その通りだと感じました。
英語で話しかけられると、一言話してすぐに沈黙が続く、その先の言葉、英語が出てこない。それが、この講座のオリエンテーションで示される、「発想の転換」によって、大きく改善されるというのは、実に驚きでした。「発想」から話せるようになるという意味では、従来の英語力を使えるものにする大きなステップときっかけを提供してくれるものと思います。
ただ、ガイドの印象としては、会話力がすでに十分ある方には、少し物足りないところもあると思えました。この上のレベル、"Definition"「定義づけ」などを駆使した、より高度なレベルのクラスが増設されるとさらに多くの方にとって魅力的な講座になると思いました。
次回は、この講座を通学ではなく、自宅で体験できる通信講座の内容をご紹介する予定です!お楽しみに!
参考リンク
■SPACEアルク
■クリエイティブ・スピーキング講座
<クリエイティブ・スピーキング講座>
【土曜1日集中講座】『英語クリエイティブスピーキング』
2007年12月1日(土) アルク本社
講座情報詳細
【週1回通学講座】『英語クリエイティブスピーキング』冬講座
2008年1月15日(火)~ 早稲田大学エクステンションセンター
講座情報詳細