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英語プレゼン マイクの効果的な使い方

英語に限らず、口頭発表、プレゼンテーションにおいて、マイクの使い方は意外に重要です。使い方を誤るとせっかくのプレゼンが失敗に終わることも!

竹村 和浩

執筆者:竹村 和浩

ビジネス英会話ガイド

英語プレゼン・マイクの効果的な使い方

英語に限らず、プレゼンテーションにおいて、マイクは非常に重要な働きをします。マイクの使い方一つで、成功、不成功すら決まることがあります。とりわけ、英語で行うプレゼンの場合には、微妙な発音の変化を正確に聴衆、顧客に伝達するうえで、欠かせない小道具であるともいえます。


マイクの正しい持ち方

マイクを効果的に使うために一番大事なポイントは、マイクの持ち方です。当たり前のことですが、実際に聴衆の前に立ち話し始めると無意識になってしまうことが往々にしてあります。

正しいマイクの持ち方:


■口から常に10cm以内の範囲にマイクをキープしておく。

■顔と口の向く方向と動きに常にマイクを同期させて動かす。

■手とマイクの角度はほぼ45度をキープする感覚で持つ。(胸につけたり、垂直には持たないようにする。)

*マイクの使用でよくあるケースが、口から離してしまったまま、話を続けてしまうケースです。緊張したりするとつい喋るのに精一杯で、マイクが声の音を拾っているかどうかに注意が行かなくなることがよくあります。これは聞く側の聴衆にとっては、非常にストレスを感じさせてしまうので注意が必要です。一度意識的に、自分のマイクの扱い方を確認することが必要でしょう。


舞台と客席の音のギャップに留意する

次に、舞台からの聞こえと聴衆のいる場所での音の聞こえ方の音量、音響のギャップに注意を払う必要があります。会場のつくりによっては、舞台近くにスピーカーがあると話者には、大きく聞こえても、聴衆には十分に届いていないケースもあります。

できれば、リハーサルを行い、その際に、会場に別の人に立ったり、座ったりしてもらって、音量、音響の具合をチェックしておくとよいでしょう。

また、音量は通常は、若干自分にとって大き目の音であるほうが、聴衆には、届きやすいケースがほとんどです。話者がほんの少し大き目と感じる状態に音量を調整しておくと会場がエンプティの場合と聴衆で埋まった場合とでは、聴衆の衣服などにも音が吸収されますから、本番で調度良い音量になるはずです。

実際に自分でも、会場での聞こえ具合を確認しておくと、さらに確実です。
聞こえてくる音量、音響が心地よい、それだけで、プレゼンは中身に注意を払ってもらえるようになるものだからです。

次にマイクで効果を演出方法をご紹介いたします!
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