ビジネス英会話/ビジネス英会話アーカイブ

『新入社員』のための英文メール基礎講座

いよいよ、入社式の季節がやってきます。外資系企業のみならず、取引先との英語でのメールのやり取りも始まります。新入社員の方への英文メール心得です。

竹村 和浩

竹村 和浩

ビジネス英会話 ガイド

立教大学英米文学科卒。東京都立高校に6年間英語教諭として勤務後、株式会社公文教育研究会に海外派遣要員として採用。総合企画室・国際部担当等を経て、独立。民間リサーチ会社を経て、TLL言語研究所を設立、現在、株式会社ティエルエル 代表取締役。英検一級。

...続きを読む
英文電子メールの基礎
英文メールこれだけおさえれば大丈夫!

英文メール、まずは最低限のルールをおさえれば大丈夫!

電子メールは今やビジネスの必須のツールです。外資系企業に入社される方は勿論のこと、日本企業であっても、海外や、外資系企業とのメールのやり取りは、避けては通れないのが実情です。

今回は、初めて英文電子メールを書くための『最低限』の基礎知識を整理してお届けいたします。まずはこれだけ知っておけば大丈夫です!


英文電子メールはまず形式を覚える!

英文メールは、もともとは、英文ビジネスレターの書き方が基になっています。それが、インターネットという媒体の出現で、新しく使われるようになったという歴史と背景を持っています。ですので、メールの場合にも、レターほどではありませんが、いくつかの形式が残され使われています。最低限の注意事項と、最も基本的でシンプルなメールは、次のようになります。

●注意事項:
*英文メールは、すべて左詰で書く。
*件名、頭語、本文、結語、署名、は必須事項。
*件名、本文は用件がすぐにわかるように簡潔、正確に記述する。
*基本的に1つのメールには、1つの用件を原則とする。
*常に結論、用件を先に記述する。


●英文メールの基本的な書式:


件名(Subject)

 頭語(Salutation/Greeting)

 本文(Body)

 結語(Complementary Close/Closing greeting)


(署名/Signature)



*署名は、電子メールの場合、自動的に署名が入る場合がほとんどですので、省略されるケースもあります。
*また会社からのメールの署名には少なくとも氏名、役職、会社名、メールアドレスや電話番号などの連絡先を含む必要があります。他にも社内や携帯などの複数の電話番号やファックス番号も書き添えるとよいでしょう。



具体的な英文メールサンプルは、次のページで!
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます