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答えに迷うなら「場合による」で切り抜ける

相手の質問に対し、いろいろ答えが頭に浮かび、場合によって答えが変わると思うときには、便利な英語表現があります。「場合によります」と答えるだけなので超簡単。ぜひ覚えておきたいフレーズです。

森 弘之

執筆者:森 弘之

日常英会話ガイド

答えを決めかねるときには、「場合によるよ」の一言

男: それは場合によるよ
女: 優柔不断ね

何かの質問をされた時、場合によって答えが変わることがあります。たとえば、

「ヨーロッパを旅行するならどこがおすすめ?」

と聞かれたとしたら、どういうことに興味があるかで答えが変わってきますよね。日本語でもこういうときに

「場合によるよ」

と答えることができるわけですが、これを英語ではどのように言うのでしょう。

depend を使う

「~に依存する」「~による」を英語で depend on と言うことは知っている方も多いでしょう。たとえば

Out success will depend on the circumsances.
(われわれの成功は状況次第だ)

といった使い方をします。on以下には何によるのかを言いますが、具体的に何によるのかを言わず、たんに

It depends.

と言えば、「それ(相手の尋ねていること)は場合によるよ」という意味になります。つまり上の「ヨーロッパ旅行をするならどこがおすすめ?」という質問に対し、「それは場合によるなあ」と思うときには

It depends.

と答えればよいのです。こう言いきって終わりにしてもいいですし(相手がそれで納得するかどうかは別ですが)、あるいはそのままどういう場合にどの国がおすすめなのか、詳しく説明を始めても構いません。

それでは次のページで具体的な会話例を見てみましょう>>

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