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英語の「リアル real」の意味と使い方(2ページ目)

英語のreal(リアル)といえば、英単語の中でも基本中の基本ですよね。しかし、口語では普段とは違う意味でreal を使うこともあります。今回は、話し言葉でのreal の使い方をご紹介していきます。ぜひ、覚えて使ってみてくださいね!

森 弘之

執筆者:森 弘之

日常英会話ガイド

real = 強調(very, really)

それでは先ほどの夫婦の会話を日本語に直してみましょう。

The house rent is due tomorrow. How could we pay for it?
家賃は明日が期限だ。どうやって払おう。
So I'm thinking real hard.
だから一生懸命考えてるんだってば。

このように、おもにアメリカの口語的用法ですが、real は副詞として形容詞を強める意味を持つことがあります。ほかの単語でいえば、very や really などに相当することになります。この女性のセリフの場合、

So I'm thinking real hard.

の real は たんに think hard しているだけでなく、すごく hard に think していることを表しているのです。たとえばそのほかにも real hard を使った例文を考えてみると、

The foreign students study real hard.
あの留学生たちは、本当によく勉強するよ。

というような使い方もできます。もちろん real が強めるのは hard だけでなく、いろいろな形容詞を強めることができます。

real tough (すごく強い)
real soon (本当にすぐに)
real good (すごくいい)

などといった具合です。それでは次のページで具体的な会話例を見てみましょう。

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