よく使われるパスワード発表！【英国編】(2ページ目)

5位‐1位

それではトップ5の発表です。日本人から見てもわかりやすいものばかりです。

順位 パスワード 割合(%) コメント 5 123456 1.63 これも見るからに安直なパスワード。日本でも使っている人が多そう。 4 letmein 1.76 訳すならば「入れてくれ」。一種の「ひらけごま」みたいなものか。人気テレビ番組の主人公が使っていたパスワードだという説も。 3 liverpool 1.82 これも人気のサッカーチーム。その他の人気チーム、たとえばマンチェスターユナイテッドなどは、長すぎて使いたくても使えない？ 2 password 3.780 ここから急に使用率が倍にアップ。123456と並んで安直極まりないパスワード。とはいえ、123456よりは使う側に安直さを感じさせにくいことが2位にランキングされた理由か。しかし「パスワードを入力してください」といわれて「パスワード」と入力するのは十分に安直過ぎる。 1 123 3.784 2位とほぼ同率の1位。これをパスワードに選んだ人のキャッシュカードの暗証番号は推して知るべし。

（出典："Top 10 Most Common Passwords" by Stuart Brown）

少なくともこのトップ10パスワードは使わないように

ネット上の巨大百科事典"Wikipedia"には次のようなパスワードに関する指摘がされています。

パスワードには弱いパスワードと強いパスワードがあり、弱いパスワードの例としては、

admin
1234
susan
password
12/3/75

強いパスワードの例としては、

t3wahSetyeT4
4pRte!ai@3
#3kLfN2x

などをあげています。ランダムであればあるほど強いパスワードとなりますが、覚えることが難しくなり、ユーザがメモに取る可能性が高まるため、逆に安全でなくなってしまいます。また、パリに初めて行ったのは1歳のときだとしたら、

I was 21 when I first visited Paris

の単語の頭文字を並べて

Iw21wIfvP

というパスワードを作ることもできますが、これもその人がパリに行ったことを知っている人から見れば絶対推測不可能な文字列とは言いきれません。

パスワードは英数字で入力するために、日本人でも英単語に絡めて考える方も多いと思います。自分では難しい英単語を使ったつもりでも、外国人からはそうでもないケースもあるでしょう。いずれにしても単語を直接使うことは避ける必要はありますが、結局のところ、絶対安全なパスワードを作る方法は存在せず、世界中の誰もが頭を悩ませているというのが実情のようです。

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