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ジェームズ・ボンドの諜報機関がスパイ募集!?(7ページ目)

面白サイトで英語力アップ!今回は日本の新聞にも掲載された英国諜報機関によるスパイ募集のウェブサイトです。読めば読むほど諜報部員への道は険しい・・・

森 弘之

執筆者:森 弘之

日常英会話ガイド

大丈夫、私は英国人だ、という方

007になるのも楽じゃない

せっかくやる気になったのに、国籍条件で多くの方がふるい落とされてしまったことでしょう。

ここでは、「いや私はまだ残ってるぞ!」という方のために、応募方法とその後の審査の経緯を説明しましょう。

トップページから careers → Application process と進むと、その手順が掲載されています。まず、最初にやることは

■the first stage is to send in your CV and a covering letter to The Careers Department, PO Box 1301, London SE1 5UD

とあるので、履歴書を指定の宛先に送ることから始まります。ここでCVは略語としては非常にポピュラーなもので、curriculum vitae (履歴書)を意味します。

待ち受ける審査につぐ審査

書類審査や面接にパスした人は、security clearance (国家機密を扱う人に対する人物証明)の期間に入ります。機密を扱うことができる人物かどうか、じっくりと調査される期間のようです。通常2,3ヵ月から時には6ヵ月に及ぶこともあるそうです。ご親切にも、

■If you are already in paid employment you should not give it up until the vetting process is complete.
 (まずは英語を読んでください。日本語訳はこちら>>

との注意書きがあります。しかもこの仕事ならではの機密性にも次のような注意書きが・・・

■Because of the nature of this work potential candidates should not divulge to anyone, other than a spouse or close partner, their application to SIS.
 (業務の性格上、候補者は配偶者や近しいパートナー以外にはSISへの応募の件を誰にも口外してはならない)

さすがに007への道は遠そうです。しかしこれらの条件をすべてクリアし、しかも周囲の誰にも気づかれないまま諜報部員になる人が、今日もまた誕生しているかもしれませんね。

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