悔しさをバネに再挑戦!心がけたこととは
ガイド:再挑戦をするにあたって心がけたこと、初回受験とは一番違ったことは何でしょうか?
小林さん:
「“今度の試験で”3級と2級をW合格する」というように期限と目標を明確に決めたことは大きかったと思います。
それによって「じゃあどうすれば確実に目的を達成できるか?」を考えた時、「試験日までのカリキュラムの設定(スケジュール)」や「わからないことを自分で調べる時間の短縮」「他の学生の存在によるモチベーションの維持」「投資する(学費)ことによる覚悟」という具体的な課題が見えてきました。
その結果、「学費を払って確実に合格する方が自分にとって合理的だ!」という判断に至り、通学講座で学習することを決めました。
ガイド:
独学から通学への切り替えは、コストその他の面で抵抗はありませんでしたか?
小林さん:
費用に関していえばスクール側も「簿記検定」は入門資格ということで、とりわけ割安な料金を提示しているところが多かったことにも通学で学習する決意の後押しをされました。
ただ実際に通学で学習している間ですが、やはり出張や急なトラブル対応などで当初の予定通りのコマに出席できなかったりしたことはありました。
とはいえ、時間割はかなり上手くスケジュールされていて、1~2週間のうちにすぐに挽回できましたけどね。
ガイド:
詳しい勉強法については後ほど伺いますが、新たな気持ちでチャレンジした2回目の試験、いかがでしたか?
小林さん:
簿記3級と2級をW受験した2回目の試験の時の思い出ですが、3級に関しては直前のスクールで実施された模擬試験でもほぼ満点だったこともあり、まず不合格は有り得ないという絶対の自信があり、実際にかなり良い点で合格できました。
学習も実戦モードを想定して、全て紙にえんぴつで帳簿をつけて練習していたし、電卓もスクールの先生におすすめしてもらった使いやすいモデルを購入していたのでスピード的にも十分についていけました。
午前中に3級の試験を済ませて、午後から2級の試験だったのですが、昼食時間では問題集でよく間違えたところをサラっと確認した程度で、食事後はボーっとしてリラックスに努めました。
スクールの模擬試験でもW受験していたのですが、かなり体力を消耗した印象があったので体力温存を重視。
午後の試験開始後は「やるだけのことはやった」という気持ちで自分のペースで解答していき、特に問題もなく終了させることが出来ました。
後半はお昼ご飯をちょっとたくさん食べ過ぎたことがたたって眠気を感じたのですが、自分の受験勉強時の練習量が十分にカバーしてくれました。
ガイド:
制限時間内での解答に苦労した初回とは、格段の違いですね!
まさに適切な勉強法を選び、それを実践していけば、これだけの「成長」を手に入れることができるという証明ですね。当然、結果もついてきたわけですよね?
小林さん:
試験後の自己採点では「合格!」だったし、実際の結果も「合格」ということで、その時は「やったー!」という感じで、周囲にも自慢しました。
周囲の反応は「まぁスゴイんじゃない?」程度で、結構冷ややかでしたけどね(笑)。
ガイド:(笑)
後編では、いよいよ小林さんお薦めの必勝勉強法について伺います。お楽しみに!
・簿記検定3・2級W合格体験記
お話を伺った小林さんのサイト。「簿記検定」W受検に役立つ情報満載です。