携帯電話販売のプロ資格「ケータイ実務検定」始動!
業界初の公的試験「ケータイ実務検定」とは? |
今回は、この注目の新検定について詳しくチェックしておきましょう。
総務省後援「MCPCケータイ実務検定」とは?
携帯電話ユーザー「保護」の立場から、総務省が携帯電話販売員向け認定制度の創設の方針を打ち出したのは、昨年1月のこと。同5月には、モバイル技術者向け検定制度「MCPCモバイルシステム技術検定」も実施しているモバイルコンピューティング推進コンソーシアムが試験実施団体に決まり、11月15日には、記念すべき第一回の検定試験が行われる予定でしたが。その後、主催者側によれば、テキスト制作の都合で試験開始を1月に延期。ついにこの1月28日に、東京・名古屋・大阪の3地域で第1回試験が実施されました。
またたく間に普及した携帯電話ですが、利便性の向上やサービスの多様化に伴い、契約や使い方に関するトラブルも増加。消費者保護の観点からも、その販売担当者は、携帯電話の基礎知識に加えて、サービスや緊急時の対応など様々な事柄を理解している必要が指摘されてきました。
今回スタートした「MCPCケータイ実務検定」は、その施策や対応など、携帯販売員として一定以上の専門知識を持っていることを証明するもの。
そのため、出題内容もモバイルで提供されるサービスやモバイル端末の特徴とユーザー環境、セキュリティといったモバイルシステムに関連する分野から、高額請求によるトラブル防止、製造業者・販売業者の責任など販売分野の知識まで実に多岐にわたります。
>>携帯電話販売向けでは初となる公的な検定試験「ケータイ実務検定」の詳細を次ページでご紹介します。