IPS認定プレゼンテーション力検定制度(プレ検)
今回スタートする「プレ検」は、プレゼンテーション力を総合的に評価し、その能力を証明するための民間検定制度。この制度では、「プレゼンテーション学習者が自らのプレゼンテーション力を証明する基準として、また人材を評価するための客観的な基準として、総合的な検定試験を実施することにより、その能力を認定」(公式サイトより)することを目的としています。検定試験は、1級、2級、3級の3ランク別。初年度となる2007年度は3級検定試験のみの実施。試験合格者には等級ごとに、IPS認定3級プレゼンター、IPS認定2級プレゼンター、IPS認定1級プレゼンター資格が付与されます。
◆資格概要◆
試験 概要 | 【3級】 1次試験:筆記試験(マークシート方式4択50問) ※100点満点中70点以上で合格 【2級】 1次試験:筆記試験(マークシート方式4択50問) 2次試験:実技試験(プレゼンテーションの実技、試験時間10分)と論文試験(課題テーマの論文作成) ※それぞれの試験について100点満点中80点以上で合格 【1級】 1次試験:筆記試験(マークシート方式4択50問) 2次試験:実技試験(プレゼンテーションの実技、試験時間15分)と論文試験(課題テーマの論文作成) 3次試験:面接試験(協会役員、認定トレーナーとの面接) ※それぞれの試験について100点満点中90点以上で合格 |
受験料 | 3級:5,000円(会員3,000円)、2級:17,000円(会員10,000円)、1級:23,000円(会員14,000円) |
受験資格 | 3級:特になし、2級:3級合格者、1級:3級及び2級合格者 |
試験日程 | 【3級】第1回:2007年6月2日(申込締切5月28日) 第2回:2007年11月10日 【2級】2008年6月実施 【1級】2009年6月実施 |
試験 会場 | 東京都内から開始し、順次実施予定 |
■筆記試験の出題範囲
1.プレゼンテーションの戦略
(1)聴き手の分析 (2)目的・目標の分析 (3)場所・環境の分析
2.プレゼンテーションのシナリオ
(1)シナリオのコンテンツ (2)シナリオのプロセス (3)シナリオの3部構成
3.プレゼンテーションのデリバリー
(1)言語と非言語 (2)聴き手とのインターラクション (3)ビジュアル化技術
※公式テキストの詳細はこちらをご覧ください。
■等級別資格概要
・IPS認定3級プレゼンター
効果的なプレゼンテーションをおこなうための基本的な知識を有し、その内容を理解していることを証明。一般的な内容のプレゼンテーションを実施するための準備の仕方やシナリオの組み立て方、伝達する際のノウハウを習得している。
・IPS認定2級プレゼンター
説得力のあるプレゼンテーションをおこなうための知識と理解、および必要十分な伝達力を有していることを証明。プレゼンテーションの目的・目標を達成するための戦略を立てることができ、論理的なシナリオを構築でき、さらには、説得力のある伝え方ができるノウハウを取得している。
・IPS認定1級プレゼンター
プロフェッショナル・プレゼンターとして、広範囲な知識を有し、その深い理解とともに、臨機応変かつ応用力のある伝達力を有していることを証明。目的・目標達成のための精緻な戦略を立案でき、難度の高いコンテンツのシナリオ化とビジュアル化ができ、さらには、相手の状況に合わせて臨機応変で説得力のある伝達ができる技能を身につけている。
※公式サイト
国際プレゼンテーション協会:IPS認定プレゼンテーション力検定制度(プレ検)
試験の詳細は、必ず上記サイトをご確認ください。
検定情報以外にも、プレゼンテーションスキルに関するお役立ちコンテンツが充実しています。
第1回目の3級試験は、受験申込締切間近!(5月28日消印有効)
初めてのIPS認定3級プレゼンターを取得し、「プレゼンテーションスキル」を証明したいあなたは、ぜひチャレンジしてみては?