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ほんとに知ってる?定番資格【宅建編】(3ページ目)

不動産業界の定番資格「宅地建物取引主任者資格(宅建)」。その概要、対策、効果など、「宅建」の全てをあらためて確認しましょう。

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

「宅建」試験の対策

「宅建」試験、ここ10年の合格率推移は下記の通りです。

平成9年:14.1%
平成10年:13.9%
平成11年:15.9%
平成12年:15.4%
平成13年:15.3%
平成14年:17.3%
平成15年:15.3%
平成16年:15.9%
平成17年:17.3%

年によって幅はあるものの、おおよそ15%を中心に推移していることがわかりますね。
ただし、一般受験者と登録講習修了者との間には、合格率で0.2~0.9%程度の差があります(講習修了者の方が若干高め)。

≪対策≫
独学にしろ通信講座やスクールを利用するにしろ、一般的には300時間程度の勉強時間が必要だと言われます。1日に何分勉強時間を割けるか、にもよりますが、3ヶ月~1年間というのが妥当なところでしょう。
インターネットなどを見渡してみると、「独学でも十分可能」という意見から、「スクールの利用が効率的」「せめて模擬試験だけでも受験すべき」など、様々な意見が混在していますが、その分、独学派、通信講座・スクール派、どちらにも役立つ情報がたくさんあります。

■独学派のあなたにお薦め
宅建合格講座
最新情報、過去問チェック、法改正の要点などの情報が配信される無料メールマガジンや、同じ資格を目指す仲間との情報交換、交流が楽しめる無料メーリングリストなど、独学派をサポート。

宅建スーパーWEBサイト
とにかく宅建に関するありとあらゆるデータがつまっているので、情報が偏りがちな独学派にはありがたい。学習ツール一覧を参照すれば、学習の進捗状況、用途に合わせた教材選びが可能です。

宅建の迷物図書館
「宅建は独学でも合格できる」を合言葉に、その名も「迷物講師」さんが無料で宅建試験の勉強材料を提供しています。市販の教材にプラスして活用すれば効果大。


■通信講座・スクール活用派
その年の4月1日現在施行の法令を基準に出題される宅建。独学では、どうしても最新の情報を追い切れないことも。また、勉強期間が長期間になればなるほど、モチベーションの維持が難しくなるものです。「やっぱり独学では不安」というあなたは、通信講座やスクールを賢く活用して効率的に学習を進めましょう。

人気資格の良いところは、多くのビジネススクールで教育訓練給付の対象講座となっていること。制度を利用すれば費用をぐっと抑えることができます。速習コースなど短期間で学べる講座を利用すれば、期間短縮にも役立ちます。また一般のビジネススクールに比べると、低め(もしくは無料)の価格設定が嬉しい大学の公開講座でも、宅建講座は人気。その分開講している機関も多いので、ぜひチェックしてみましょう。

教育訓練給付制度[検索システム]
お目当ての「宅建講座」が教育訓練給付の対象か調べることができます。

大学で人気資格を学ぼう!
宅建講座を開講している大学を紹介しています。


また、独学派にもお薦めなのが、スクールなどが実施する「公開模擬試験」。十分に学習したつもりでも、試験会場の雰囲気に慣れていないばかりに、実力が発揮できない……なんていうことを防ぐためにも、ぜひ活用してみてください。1回の模試にかかる費用は4000円~5000円前後。


 >>せっかく勉強するのだから、それなりの効果は期待したい。気になる「宅建」の効果を次ページで解説します!
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