YES-プログラムから探る「求められるスキル・資格」
厚生労働省が2004年から行っている「若年者就職基礎能力支援事業(以下、YES-プログラム)」の中でも、企業がフレッシャーズを始めとする若年者に求める知識が「若年者就職基礎能力」としてまとめられています。■若年者就職基礎能力(YES-プログラムより)
・コミュニケーション能力 ・職業人意識 ・基礎学力(読み書き) ・基礎学力(計算・計数・数学的思考力) ・基礎学力(社会人常識) ・ビジネスマナー ・資格取得(情報技術関係) ・資格取得(経理・財務関係) ・資格取得(語学力関係) |
ここでは、前述の「ヒューマンスキル」に類する項目はもちろん、「基礎学力」や「資格取得」という形で、より明確に「求められる知識・スキル」が体系化されているのが特徴的。
例えば情報技術関係では、おなじみのMicrosoft Office Specialist(MOS)や初級システムアドミニストレータが、経理・財務関係では定番の簿記以外に、BATIC、パソコン財務会計主任者が、という具合に、具体的な資格名が列挙されています。
もちろん各企業への調査をもとに作成されているだけに、ここに挙げられている資格は、その「仕事に活かせる」度が、ある程度裏付けられていると言えます。
※参考:若年者就職基礎能力の修得の目安
「若年者就職基礎能力」の項目を一覧化してあります。
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