資格・検定/資格アーカイブ

【資格関連ニュース05.12】資格界にも“偽装問題”勃発(4ページ目)

2005年12月分の資格関連トピックス。資格にまつわる“偽装問題”、教員免許なしの教員採用緩和へ、社労士合格発表方法変更・・・など

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

2005年12月の注目ニュース

ニュース:
個人情報保護は資格の世界にも 社労士合格者氏名発表を中止

■概要
2005年4月1日に施行された「個人情報保護法」はこんなところにも影響を与えている、という話題。
既に医師・看護師ら、管轄している国家試験合格者の実名発表を取りやめている厚生労働省が、省令により官報への氏名公表が定められている「社会保険労務士」に関しても、その発表方法を変更することになりました。省令改正後、来年度の試験から受験番号のみの新たな発表方法に変わる予定です。
まあ、個人情報保護の時代に実名公表の是非が問われるのは当然と言えば当然。
どちらにしても、試験合格後2年の実務経験などを経て行なえる「登録」手続き時には、従来どおり、官報への実名掲載が実施されることから、合格発表で未公表でも特に大きな支障は無い、というのが実際のところのようです。

ニュース:
「士業」のスキルアップもeラーニングで!国際会計教育協会が新サービスを開始
■概要
資格関連ニュース05.11」では、FP資格の継続教育単位を携帯電話で取得できるeラーニング講座をご紹介しましたが、今回はFPはもとより、税理士、弁護士、公認会計士といった「士業」のスキルアップをも目的とした講座の登場です。
同協会ではかねてから会計分野を中心としたセミナーを開催していましたが、パソコンにつなげる環境さえあれば、いつでもどこでも学ぶことができるeラーニングなら、遠方に住んでいたり、業務の都合で会場参加型セミナーへの参加が難しい人でも受講が可能となります。
対象は公認会計士、弁護士、税理士、FPの資格ホルダーや、企業経営者、企業経理・財務担当者、一般個人、学生など。特に公認会計士、弁護士、税理士、FPについては、セミナーで履修した講座の取得単位を申告対象とすることができます。120に及ぶ講座では、企業の経営、経理・財務などに関連した幅広い内容を網羅。今最も“旬”な会計参与制度、会社法などのテーマもしっかり押さえてあるので、「士業」ならずとも気になるところではないでしょうか?
受講料は1単位4,200円、協会会員2,100円(講座は2単位から)。受講有効期間は3ヶ月です。

NPO法人国際会計教育協会:e-ラーニングセミナー一覧
※サンプル映像も配信中。詳しくは、上記サイトを必ずご覧ください。
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