このご時世、出て行くお金は極力少ない方が良い。それは、キャリアアップについても同様です。そうは言っても「資格を取る」ことは、自分磨きには欠かせない投資。教育訓練給付金の給付条件も厳しくなった今、ビジネスパーソンとして働くあなたなら、その「お金」、会社に出してもらうっていうのはどうでしょう?
今回は、「会社にお金を出させて資格を取る方法」とそのポイントを考えます。
いぬかいが考える方法はこの3つです。
◆会社のお金で資格を取る方法
初級編 | 会社が奨励している資格を取る! |
上級編 | 資格と業務の関連づけで会社を説得! |
番外編 | それでもだめならこんな手も・・・ |
▼初級編:まずは会社が奨励している資格を取る!
「会社のお金で資格を取る方法」の王道は、なんといっても「会社が取得を奨励している資格を取る」ことです。
IT業界の情報処理関連資格、金融業界のFPや証券アドバイザー、不動産業界の宅建などは、その業界・企業で働く人間にとって、いわば資格取得が「業務命令」のようなもの。取得にかかる費用が会社負担になる、取得後に資格手当てが付く、受講に伴う業務上の便宜を図ってもらえるなどの制度を設けているケースは少なくありません。
もともとこうした資格は業務に不可欠なものが多いので、今後のキャリアアップから見ても取っておいて損は無いはず。もしも、あなたの会社に取得を奨励されている資格があれば、チャレンジする価値は大でしょう。
時に、「会社のお金で受けているから失敗はできない」という声も聞きますが、この適度なプレッシャーがモチベーションの維持にもつながります。まずは、どのような資格が奨励されているか、担当部署に問い合わせてみましょう!
→「奨励資格ではない」資格を取りたいときはどうすればいい?次ページで紹介します!