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ワーホリ帰国後、チョークアート教室開設!(2ページ目)

ワーキングホリデーでオーストラリアに渡航し、チョークアートと出合った佐藤さんが帰国後、チョークアートの教室を開設するまでの体験談。ワーキングホリデーやアート留学をお考えの方は要チェックです!

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

初心者歓迎!? とりあえず3週間やってみることに

モニークさんのアトリエでお手伝いをしていた頃。
ガイド:どの辺に魅かれたのですか?
佐藤さん:なんといっても、見る人に強く印象付ける独特の色使いに魅了されました。絵を描いたことは、これまでにほとんど無かったのですが、初心者でもOKということでしたので、とりあえず3週間やってみることにしました。

チョークアートは一般的なスクールチョークではなく、オイルパステルを使って描くのですが、実際描いてみると、チョークを指で伸ばす感覚が新鮮でした。また、先生から言われたとおりにやると、上手に描けたのでとっても楽しく取り組めました。

オーストラリアの日差しにチョークアートがすごくマッチして、そんな雰囲気も私を夢中にさせてくれたのだと思います。どんどんチョークアートにのめり込んでいくのが自分でもわかりましたね。

モニーク・キャノンのアシスタントに!

ガイド:そこまで打ち込めるものが見つかるというのは、ラッキーなことですよね。そこで「師匠」との出会いがあったのですね?
佐藤さん:当時は他に教室はありませんでしたし、せっかくオーストラリアまできたのだから第一人者のモニークから学びたいと思っていました。3週間のコースを終え、追加でプラス2週間のコースも終えたとき、モニークに「アシスタントにしてください!」「なんでもいいのでここにおいてください!」と頼んでみました。

チョークアートの技術もまだまだですし、英語もそんなに話せないのに、今にして思うとよく言えたと思いますよ!

モニークには、後になってから「あの頃はマリの言っている英語を理解しようとするのが大変だった」とまで言われてますから(笑)。

その時、アシスタントをしていた方が肩を壊して明日から休みに入るということで、急遽私が日本人初のアシスタントとして受け入れてもらうこととなりました。

当時、私はオ・ペア(ホストファミリー宅での子供の世話や部屋の掃除、洗濯などをする代わりに、そこに無料でホームステイするシステム)だったのですが、その家族が引っ越すということで家を出なくてはいけなくなりました。

そんな事情を話した時もモニークは「それなら家に来ればいいよ」と言ってくれました。こうして「恩師宅」に住み込みで「お仕え」することになったのです。アトリエで絵のお手伝いと家事のお手伝いという日々が始まりました。

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