自分の子供に対し、これからの予測の付かない将来に、世界の人たちと手をとり、そして立ち向かうことのできる人間になってほしい……。そのように願うご両親も多いのではないでしょうか?
子供の個性を最大限に引き出し、世界と対峙できる人材を数多く輩出しているという「ボーディングスクール」について、留学のコンサルタントとして30年近くの経験をお持ちの斉藤克明さんにお話を伺いました。
斉藤さんは子供に対する理想の教育像として、その答えのひとつの形がボーディングスクールの教育システムにあると確信しているそうです。
ボーディングスクールライフそのものが教育で、そこでは「自ら考え自ら行動する」し「自立する力」を養い、「勉強=テストの結果」は決して主眼ではないとのこと。果たして「ボーディングスクール」とは、どのようなものなのでしょうか?

「ボーディングスクール」とは?

ボーディングスクールライフで最も嬉しい瞬間。ハットトスをする生徒たち(フロリダ州、Admiral Farragut Academy)。
ガイド:そもそも「ボーディングスクール」とは、どういう学校ですか?
斉藤さん:「ボーディング(boarding)」とは寄宿・下宿生活という意味で、ボーディングスクールは、「教育は教室の中だけで行われるものではない」との理念のもと、寮生活を通じて一人ひとりの生徒に24時間教育を受ける場を提供する学校のことです。ほとんどの学生が有名大学に進学することから、カレッジ・プレップスクール(大学進学準備校)とも呼ばれます。
親元を離れて団体生活をすることで、勉強だけでなく、礼儀や規律、自立心、人とのコミュニケーションなどが学べるという良さがあげられます。クラスは徹底した少人数制で、質の高い教育の場であることが特徴です。


ボーディングスクールに詳しい斉藤克明さんがの運営する株式会社E-Concierge(イーコンシェルジュ)
ガイド:何歳から受け入れていただけるのですか?
斉藤さん:世界に目を向けるとスイスのボーディングスクールには幼稚園時代から単身で子供を受け入れてくれる学校があります。アメリカでは小学校6年生くらいから、ジュニア・ボーディングスクールという学校群が留学生の受け入れを行っています。

ガイド:実際、どの学年の方の参加が多いですか?
斉藤さん:日本においては中学校3年生から高校1年生で子供を単身留学させるご家族が、近年増加しています。80年代は高校1年生のお子さんが留学を自主的に考え、なんとか親を説得し、2年生になってから留学するというスタイルが主流でした。最近はどちらかと言うと、親が子供の将来を考え、ボーディングスクール留学を選択しています。


>>ボーディングスクールはどの学年から行くのがベストか?>>