心得其之五(試験編)試験開始前から、すでに闘いは始まっている!
まずはじめに申し上げておくと、実は、前ページにてご紹介した「心得其之四」と、こちらでご紹介する「心得其之五」は、実際上両立し得ないネタです。「ムダ時間の有効活用」という根本の部分は同じなのですが……。試験開始5分前……。試験室の座席にておとなしく待機している貴方の目の前に、試験の問題用紙と解答用紙が配られてきました。試験開始までの5分間、張りつめたように緊張感みなぎる空気の中、深呼吸をひとつ。自分の心臓の鼓動さえも聞こえてきそうな、ドキドキの時間。……とはいえ、テキストは当然片付けさせられてしまったし、何もすることがないので、暇だなぁ~。
……なァ~んてこと、よくあるよね! でもこの時間にもやれることはあるぞ! 問題用紙のオモテ面に書いてある注意事項をよく読んでおきましょう。おのれの愛する人をやさしく見つめるように、問題用紙の表紙をじっくりと見つめてみましょう。すると……何かが浮かんできませんか。そう……表紙の裏のページ(2ページめ)に書いてある、試験問題が……。
あっ……透けてる……。 |
問題用紙のオモテ面には「試験開始まで問題用紙は絶対に開かないこと」とか太字で書いてあったりしますけど、別に問題用紙を開かなくても普通に透けて見えちゃってる分には、読んでも一向に構わないはず。というかむしろ、これを有効利用しない手はない! 問題用紙を裏返して、裏側から透けてる分も遠慮なく読めるだけ読んでしまいましょう。
……とはいえ、こんなせこい手段が常に使えるわけは当然なく、全然透けない上質な用紙が使われている場合や、問題用紙の最初の数ページに白紙が挿入されている場合(明らかに透け防止のための措置)には、この透視能力は使えません。無理して透視しようとしても不正行為とみなされて退場!となるのがオチなので、おとなしくあきらめましょう。
というか、そもそもこんなことしてもせいぜい数分程度のアドバンテージにしかなりませんので、どちらかというと、暇な待機時間を潰すための小ネタとしてご活用ただければと思います。
……いかがでしたでしょうか。またまたせこいネタばかりですみませんね。今度は実際に試験問題を解くときのコツとかをお伝えできると良いですね。ということで、続編に続く……!?
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