バードウォッチングにまで検定試験があるとは、正直言って知りませんでした。趣旨は、身近な鳥たちの行動の特徴を知って自然や環境について考えることにあります。一昨年始まったばかりで、まだ3回しか開催されていないのに、すでに数千人が受験したと言われています。自然に対する理解が深まる効果があるので、ハイキング好きの家族が一家そろって受験する例も見られるとか。
【資格のランクは?】
全部で5級あります。英検のように最初からどの級を受験するか決めておくのではなく、受験した後でその知識の範囲や程度によって5段階に評価される方式になっています。
級 | 内容 |
1級 | 身近な環境で、野鳥や自然に配慮しながら、幅広い楽しみ方ができる知識がある |
2級 | 身近な野鳥の多くを見分けられ、野鳥や自然への配慮やバードウォッチングの基礎知識がある。 |
3級 | 身近な野鳥の半分程度を見分けられ、野鳥や自然への配慮やバードウォッチングの基礎知識がある程度ある。 |
4級 | 身近な野鳥の三分の一程度を見分けられ、野鳥や自然への配慮やバードウォッチングの基礎知識が少しある。 |
5級 | 身近な野鳥約30種のうち、ごく基本的な三分の一程度の種を見分けられる。 |
【出題範囲】
日本野鳥の会発行の野鳥観察ハンディ図鑑から出題されます。身近な野鳥(すずめやヒヨドリなど)約30種の識別、野鳥の識別の手順や記録のしかた、必要な道具、野鳥や自然環境を脅かさないために必要な知識やフィールドマナーなどが対象です。
その中には、鳥の識別だけではなく、その雌雄も判別できなければなりません。私は鳥のオスとメスなんでまるで分かりません。それなりに勉強しないと上位の級を取るのは大変そうですね。
楽しみながら、ためになる資格が取得できるなんて、素敵だと思いませんか?
秋になったら私もチャレンジしてみたい資格の一つです。
日本で取得可能なあらゆる資格の最新情報・おもしろ情報をお届けします!
資格メルマガ購読申込はこちらへ!