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ネットで取れる!おまけに無料! 「サイバーソムリエ」に挑戦!

ネットで取得出来るソムリエの資格「サイバーソムリエ」に挑戦してみました。もちろん実技がありませんから正規のソムリエとは違いますが、ちゃんと合格証ももらえます。

執筆者:山下 智之

「サイバーソムリエ」に挑戦してみた!


 ご存知のように、ソムリエの資格所持者はワインに関する豊富な知識と鋭い味覚・嗅覚を持ち、古今東西のお酒を呑んだだけで見分けるくらいの能力を持っているといわれています。そんな凄い資格をネットで取得出来るなんて。しかも無料で。そんなうまい話があったのです。


 そのサイトは、フォルスタージャパンが主催する「サイバーソムリエチャレンジテスト」。ここにアクセスして、「受験する」のボタンをクリックすると、3つのクラスを選ぶ画面が出てきます。「ベーシック」・「ジュニア」・「マスター」の各クラスから選択するのですが、最初は一番易しい「ベーシック」から始めるのが良いと思われます。
 その後で、自分の名前・電子メールアドレス・住所など簡単なプロフィールを入力するといよいよ試験の開始です。
 いずれのクラスも問題は30題。これを30分の制限時間内に解かなければなりませんが、いずれも3択になっており、ラジオボタンで選択する方式ですから、記述に時間が取られるということはありません。合格ラインは30問中21問です。
 さあ、試験に挑戦しましょう。


試験について

 試験内容は、引用するわけにはいきませんが、ワインに関する知識全般を問われます。ワインの醸造方法、国によって異なるワインの格付、葡萄の品種、著名なワイン産地、ワインの種類、ワインの飲み方・保存方法など、広範な知識が要求されます。
 例えば、ワインの保存に最適な湿度は何パーセントか?といった問題に対して、3つの選択枝にそれぞれパーセンテージが記載されており、一つを選ぶようになっています。本当に知識が豊富な人はすぐに答えられるでしょうが、筆者などは結構苦労しました。ワインの保存に最適な湿度って、皆さん知ってますか?

 ところで、この試験に参考書はあるのでしょうか?実を言いますと、筆者は一回目の挑戦では見事に落第しました。そこで勇躍図書館に出かけてゆき、ワインに関する本を3冊ばかり借り出しては読み、それで2回目に挑戦したという次第です。ワインの入門書のような本を読めば、醸造方法や保存方法などは載ってますから大体はカバーできます。ただ、本格的にやりたい人や上級の資格(マスタークラス)を目指す人は、ソムリエの教本などを参考書とする必要があると思われます。
 マスタークラスになると、合格ラインも21問ではなく、26問になり、より難しくなります。

 試験が終わると、「採点する」ボタンを押します。すると、すぐに結果が表示されます。めでたく合格の場合は、「サイバーソムリエ合格証」が表示されますので、これをプリントアウトしておけば良いと思います。なかなか立派な合格証です。
 筆者は一度は不合格だったのですが、その場合でも、全ての問題について正解の選択枝を表示してくれますから、勉強になります。


合格証




 これが合格証です。けっこう立派でしょう?


 注意事項 


 この資格は、サイトのトップページにも書かれている通り、「仮想ソムリエの模擬テスト」です。呼称認定試験ではありませんのでご注意を。

 ブラウザの選択に注意!インターネットエクスプローラ4.0をお使いの場合は、合格認定証が出ない場合があります(2001年11月18日現在)。サイト側では対応中とのことです。
 筆者の場合は、さらに合格証の番号が表示されないというトラブルもありました。でもこれもすぐに対応されると思います。


合格者プレゼント

 サイバーソムリエ合格者に対しては、賞品が贈られます。各クラスの合格者合計10名が対象になります。これを超える場合は抽選になります。気になる賞品はアクセスしてからのお楽しみということで。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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