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中国語のあいうえお!今日から始める発音入門編

こちらは中国語発音の玄関口です。中国語に出てくる「ピンイン」「四声」って何?という疑問もここで解決!あなたも今日から中国語、はじめてみませんか?すぐ使える教材もご紹介します。中国語のあいうえおを一緒に学んでいきましょう!

執筆者:望月 愛生

中国語のあいうえおを学んでいこう

中国語のあいうえおを学んでいこう

美味しい中華料理やタレントさんのインタビューにつられて、このサイトに迷い込んでは来たものの、中国語は全然やったことない!という方、そのまま帰るのは待ってください~!
少しだけ中国語の世界をのぞいてみませんか?

中国語ってどんな言葉なのか、ほんの入り口をご紹介いたします。
漠然と持っていた中国語のイメージが、ググッと具体的になりますよ。
   

中国語のあいうえおって?日本語でいうところの五十音

中国語世界に足を踏み入れると、最初に出会うのがアルファベットの勉強です!
え?中国語なのに?と驚きましたか?
中国語の発音記号は、アルファベットで表されます。

日本語には「あいうえお かきくけこ…」という五十音表がありますね?
それと同じような音表が、中国語にもあります。
その音表の発音をひとつひとつ覚えていくことから、中国語学習は始まります。

日本語を覚えていく子供も、最初はひらがな、かたかなから始めますよね?
そして、読めない漢字にはよみがなをつけます。
それと同じように、中国語学習者は、中国語文の漢字の下に、アルファベットでよみがな=アルファベットの発音記号をつけて勉強するのです。
実際は、中国語のよみがなはアルファベットだけではまだ足りないのですが、とりあえずそれは後でご説明しましょう。

それでは、中国語の発音記号を見てください。音声ファイルも一部ついていますので、ぜひ聞いてみてください。

基本発音

※基本発音は中国語広場の中にある中国語基本講座・基本発音からのリンクです。

発音は最初の難関。中国語の先生に自分の発音を聞いてもらって、細かく直してもらうのがベストです。でも、1人でもすぐ勉強を始められる教材もあります。
 

今日から始められる!中国語を学べるおすすめテキスト

【すこし話せると10倍たのしい中国語】
出版:明日香出版/著者:吉村敏雄


初心者の心のつぼを押さえたテキストです。まずは烏龍茶やラーメンなどの身近な中国語から簡単な会話へと誘導してくれます。カタカナ中国語から卒業するための発音ページはたっぷりとってあり、それぞれの発音についての詳しい図解つき。もちろんCDつき!耳で発音を聞きながら、目で図解を見ながら練習するのにぴったりです。購入はこちらです。

 

中国語のイントネーション?発音が少し違えば大違い!

日本語にもイントネーションという、言葉の中で音が上がったり下がったりするものがありますね?
中国語はもっと厳密に音の上下が決まっています。
それを【四声】(しせい)と呼び、アルファベットの上に四声記号で表します。
1声…平らにまっすぐ伸ばす
マイクテストなどで「あー、聞こえますかー」の「あー」に似ている
2声…下から上へ/上げる
びっくりしたときの「ぇえっ?!」に似ている
3声…音の真ん中をへこませる
がっかりしたときの「あーあ…」に似ている
4声(よんせい)…上から下へ\下げる
納得したときの「あぁ!」に似ている

四声記号は下のような、アルファベットの上の印です。
左から順に、1声、2声、3声、4声です。

先ほどの基本発音の一番下に四声練習という部分があります。音声ファイルを聞いてみましょう。

この、アルファベットの発音記号と、四声記号をあわせたものを【ピンイン】と言います。
アルファベットの発音記号と、四声記号。
この両方が揃ったピンインがわからないと中国語は読めませんし、発音ができません。
逆を言うと、ピンインさえわかればどんな中国語も読めるし、発音できるのです。
 

同じ漢字?違う感じ……?中国語の簡体字と繁体字

さて、ピンインがわかったところで、あとは漢字にピンインを振ればOK、よーし!と盛り上がるところですが、その前にちょっと待ってください。
日本語も中国語も漢字を使っているというところでは共通ですが、そこはさすがに外国語、全く同じというわけにはいきません。日本の漢字と中国語の漢字、少し違うものもあるのです。

漢字は中国で生まれ、日本に伝わってきたものですが、長い歴史の中で少しずつ変化しました。
中国大陸ではある時期に中国語をもっと使いやすくしよう!という運動が起き、その結果【簡体字】(かんたいじ)というものが生まれました。
通常、テキストの中国語は、この簡体字を利用して書かれています。

日本の漢字もやはり長い歴史の中で簡略化が進み、中には日本独自の漢字もあります。
また、台湾ではその逆に非常に画数の多い漢字が使われており、それを【繁体字】(はんたいじ)と呼びます。

さて、中国語の入り口をご案内しましたがいかがでしたか?
ここまでくれば、目についた漢字や友達の名前などのピンインを辞書でひいてどんどん中国語読みしたくなるはずです!
 

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