自分に合ったクレンジングを選びましょう
5タイプの中から、自分に合ったクレンジングを選ぼう!
クレンジングの種類は主に以下の5タイプに分類されます。■オイルタイプ
肌へのなじみがよく、濃いメイク汚れも素早く落ちる高い洗浄力が特徴。しかし洗い流した後にヌメヌメ感が残るため、ダブル洗顔が不可欠。
■ジェルタイプ
とろんとしているので肌に伸ばしやすく、なじみやすい。しかし油性のマスカラは落としにくいので専用クレンジングとの併用が有効。
■ミルクタイプ
さらさらとした使い心地で油分を落とし過ぎず、使用後の肌はしっとり。洗浄力は弱めだが肌への負担が少ないので、乾燥肌や敏感肌の人に特に適している。
■クリームタイプ
肌に伸ばしやすく液垂れしないので、マッサージクレンジングに適している。拭き取るタイプと洗い流すタイプがあるが、どちらも肌に負担が少なく使用後の肌はしっとり。
■シートタイプ
さっと拭き取るだけで洗顔も不要なので、場所を選ばずに使えて便利。水なしで気軽に使えるが、拭き取りによる摩擦が生じるため肌に負担がかかりやすい。
それぞれのクレンジングの特徴は理解できましたか? 気になったものは実際に使い、自分の肌との相性をチェックすることが大切です。季節によって変わる肌質や、その時のメイクの状態によって使い分けするのが賢い方法です。間違ったクレンジングは肌を痛め、トラブルの原因となります。
クレンジングの基本をしっかりと身に付け、健康でクリアな肌へと導きましょう!
基本は下から上へ、円を描くように
力を入れずにやさしくがポイント!
クレンジングを下から上へと馴染ませることで、毛穴の奥に入り込んだメイクや皮脂汚れをしっかりと浮き上がらせることができます。しかしその時はあくまでもやさしく。お肌に負担を掛けるゴシゴシ洗いは摩擦によって肌を痛めてしまい、トラブルを引き起こす原因となるので注意しましょう。それではクレンジングの基本ステップをマスターしましょう!
まずは顎先から。皮ふを伸ばしながら隅々まで。
基本は下から上へ。内から外へ優しく円を描きながら。
皮脂汚れの溜まりやすい小鼻は念入りに!
くすみがちな目元や口元は特に優しく、丁寧に!
Step5:顔全体の汚れを浮かせたら、それぞれの製品に合った処置をします。洗い流す場合は、自分の肌温度よりも少し低い温度のお湯で洗い流します。拭き取る場合はコットンでもよいですが、お湯で濡らして固く絞ったタオルを使うのがオススメです。
クレンジングの基本ステップはマスターできましたか? 続いては素肌力をよりアップさせるポイントを紹介します。
ポイントメイクは専用リムーバーで先にオフが鉄則!
ポイントメイク専用のリムーバーをコットンにたっぷりつける
しっかりクレンジングしたはずなのに、アイメイクやリップメイクが肌に残っているのを発見したことはありませんか? 試しにクレンジング後、目の周辺を綿棒でなぞってみてください。目で見えていなくても汚れが残っている可能性が……。
目の周りの皮膚は薄く、とてもデリケート。メイクの汚れを落としきれずにいると日を追うごとに色素沈着が進み、くすみの原因となってしまいます。その原因をつくらないためにも、落としにくいポイントメイクは専用のリムーバーを使って丁寧に落としましょう!ちょっとしたクレンジング前のひと手間がよりクリアな肌へと導くのです。
頑固なマスカラ汚れには、リムーバー液をたっぷりとしみ込ませたコットンを使います。まつ毛を上下から挟んで、優しく拭き取ります。目の際などの細かい部分には綿棒を使うのがオススメ。アイシャドウやアイラインの溝に入り込んだ汚れも簡単に落とすことができます。ラメやグロスなど落ちにくいリップメイクも、専用のリムーバーを使って丁寧に落としましょう。リムーバー液をたっぷりしみ込ませたコットンを唇に押さえ、なじませた後に優しく拭き取るのがポイントです。
クレンジングで最も重要なのは、クレンジング剤や落とした汚れを一切肌に残さないこと! 毎日のケアでしっかりと汚れを落とすことを心がけましょう。健康でクリアな肌を保つことが、トラブルを寄せ付けない素肌力をアップさせるポイントなのです。