エアコン/エアコン関連情報

洗濯機なのにエアコン?今夏の洗濯乾燥機(2ページ目)

新製品が発表されるたびに、おもしろい特徴を打ち出している洗濯乾燥機。今回は、7月に入り発売となった東芝の新製品「エアコン付き洗濯乾燥機」に注目!

執筆者:戸井田 園子

冷風機能で洗面所にエアコンが!

エアコン吹き出し口
エアコン吹き出し口。涼しい風が上向きに吹き出します。ルーバーの向きは手動で変えられますので、かなりの範囲に冷風が届きます。
エアコン並みのエンジンを搭載したことで、洗濯乾燥機なのにエアコンが付いてくるんです!なんと、800Wの冷房能力があり約2畳分の場合、約15分で室温を30℃から25℃に下げられるとのこと。実際に運転してもらうと、かなり涼しい風がでてきますので、冷房効果はばっちりありそうです。

注意したいのは、洗濯機運転中には使用できないという点。また、エアコンで言う室外機が洗濯機内部にあるわけですから、排出される温風をどうにかしなくてはなりません。そのため、冷却用に水道水を使用しています。エアコン運転時は、電気代だけでなく水道代も必要となることを覚えておきましょう。

ということで、このエアコン機能は“おまけ”という感もありますが、日本の場合、洗濯機スペースが洗面所&脱衣室にあるケースが大半ですから、湿気対策として活用できるのは便利かもしれませんね。同シリーズに、エアコン無しタイプ【TW-2000VC】もあります。必要性を見極めてご購入を!


ヒーターを使わず温水をつくる“温水洗浄”がスゴイ!

温水洗浄イメージ
温水洗浄の仕組みイメージ図
(画像:東芝サイトより)
「温水で洗濯するのは、どの機種でも一緒でしょ?」と思いがちですが、この新機種は、ヒーターを使わず温水をつくれることがスゴイ点!これは、オール電化の宣伝などで話題の『エコキュート』と同じ原理だと思って頂ければOK。エアコンサイクルエンジンが搭載された結果、ヒートポンプ=熱交換が行えるため、大気中の熱を利用して水道水の温度を10℃上げることがでるのです。実はこれ、とってもエコなんですよ。もちろん、温水で洗うことで洗浄力は向上されますから、エコでキレイに仕上がるこの機能は、かなりオススメの技術です。

【参考記事】※エコキュートについて詳しく知りたいなら
小学生レベルで解説!空気の熱でお湯が沸く?
子どもでも分かる!エコキュート


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以上、ガイドが注目したポイントです。この他、東芝の得意とする「低騒音」・使いやすい「ワイド液晶パネル」・仕上がりを向上させる「大きなドラム」など、PRポイントはまだまだあります。しかし、現在市場価格で約27万(2006.8現在)と高額で、先発のNationalとは7~10万の差がでているのも事実。皆さんは、この差をどのようにご判断されますか?

そこで、ガイドが実際に洗濯をさせてもらいました。その結果リポートも、是非合わせてご覧下さい!

【関連記事】使ってみました!東芝エアコン付洗濯乾燥機
【参考サイト】エアコンサイクルドラム(東芝)
【参考INDEX】洗濯機・乾燥機関連【記事】


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