エアコン/エアコン関連情報

失敗しないエアコンの選び方・4つの鍵

エアコンは他の家電と違い、取り付け工事が必要となるため、機能と価格だけで選べないのが難しいところ。そこで、失敗しないエアコン選びのポイントを整理してお伝えします!

執筆者:戸井田 園子

この記事の最新版は移動しました。⇒「エアコンの選び方のポイント



エアコンは冷暖房・除湿をはじめ、室内の空気環境を整えるためにも、必需品となっています。新居に入居する時をはじめ、子供部屋に必要になったり、買い替えが必要になったりと、意外と購入する機会が多いのではないでしょうか?

また、エアコンは冷蔵庫や洗濯機と違い、取り付け工事が必要となる家電のため、機能と価格だけでは、選べない家電です。そこで今回は、失敗しないエアコンの選び方について、要点をまとめてみました。エアコン購入前に、お役立て下さい!

<INDEX>
  • Point1.我が家に最適な容量を見極める・・・P.1
  • Point2.家計を助ける「省エネ度」チェック・・・P.2
  • Point3.機能満載!本当に必要なものを選ぶ・・・P.3
  • Point4.施工に必要なチェックも忘れずに・・・P.4


  • Point1.我が家に最適な容量を見極める

    適切な能力のエアコンを選ばないと、いくら運転しても全然部屋が冷えない・暖まらないということになります。そのため、適切なエアコン容量を見極めるのは、大事なポイントとなります。

    まずメーカーのカタログを見てみます。部屋の大きさが目安として記載されていますが、最低限チェックしたい項目は「畳数の目安」と「能力」のふたつ。エアコンの能力は(3.6kWなど)kWで表されます。そしてこの能力に対し、畳数の目安の掲載があります。では、その数値の意味について見ていきましょう。

    ■畳数の目安
    畳数のめやす カタログの表記例
    (参考:ダイキンカタログ) 右の図ので囲んだ部分が「畳数の目安」です。この畳数の目安は「10~12畳」と記載があった場合10~12畳の部屋に適しているという意味ではありません。「木造なら10畳・鉄筋なら12畳」という意味となりますので、ご注意を!

    ■能力(kW)
    続けてで囲んだ部分が「能力」となります。この数値が大きいほど、パワーが強く広い部屋に対応できるという意味です。( )内の数値は、変更できる能力の幅で、この最小値が小さいほど、きめ細かな運転ができるエアコンとなります。
    ※カタログには「カタログの見方」が解説されているページがあります。そちらも参考にして下さい。
    しかし、これだけでは不十分なのです。より最適な容量を見極めるには、もう少し細かい条件を加えていかなくてはなりません。では、容量を決める際のポイントを整理しましょう。

    ■加えて考慮する項目
  • 建物の種類(木造・鉄筋)
  • 建物の断熱性能
  • 部屋の向き
  • 窓の大きさ
  • これらを公式に従って計算すると、適切な容量が算出できます...が、自分で計算するのは大変ですよね。そこで、これらの条件を伝えて専門家(販売店の人・設備業者の人など)にアドバイスをもらいましょう。

    また、上記項目を入力することで、目安として必要な容量を算出してくれるサイトもあります。自分で目安が知りたいと思う人は、一度試して見て下さい。

    【参考サイト】(エアコントラブル相談室)
     「ルームエアコン最適容量自動計算・冷暖房対応版」
     ※暖房効果についても結果が表示され親切です!
    容量の次は、家計を助け環境にも配慮できる「省エネ度チェック」です。


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