2014年・エアコントレンド

2014年モデル、ガイド注目の3機種

ここ10年の間、各社のたゆまぬ努力の結果、エアコンの基本性能は既に高いレベルに達成しています。冷暖房の基本的なエネルギー効率はもちろん、本来の効率維持に大きく影響するフィルター掃除や、無駄な電力消費につながる切り忘れなど、使い手に依存していた部分まで自動化することで、限り無く省エネ対策が進んでいます。その結果、最も省エネ性の高い暖房器具というポジションも獲得しています。

そんなエアコンが、さらに求められているのは「快適性」と「利便性」。2014年モデルは、各メーカーとも、足元に暖気を届ける「気流制御」と、スマホで外出先からでも操作できる「遠隔操作」、このふたつの提案が多く見られました。特にスマホによる遠隔操作は、2012年に夏に初お目見えしたばかりなのに、既にどのメーカーでもほぼできるようになり、定番機能となりつつあります。しかし、それでも各社の個性は随所に見られるものです。では、ガイドが注目した2014年モデルについてお伝えします。


体の表面温度を感知しピンスポットで風を届ける~三菱「霧ヶ峰」

2014年・エアコントレンド

三菱の高いセンサー技術とオンリーワンの左右2分割フラップで、ピンポイントに風を送ることを可能にした

センサー技術で定評のある三菱電機。独自のムーブアイは、床・壁などの温度だけでなく、人の体感温度を見極めて無駄なくムラ無く冷暖房するのが得意。2014年モデルは、この高いセンサー技術を生かし、体の温度をしっかりセンシングして、足や手など身体の冷えている部位をみつけ、集中的に暖気を送ることが可能になりました。

これを可能にしてたもうひとつの技術が、三菱のオンリーワン仕様の左右に二分割されている「匠フラップ」。気流をしっかり制御できるからこそ、冷えているところにピンポイントで暖気を届けることができるのです。また、この「匠フラップ」は、自然界のような“ゆらぎ”を再現したり、同室に居る2人それぞれに違う風量で届けるなどもできる優れモノ。体感温度が違う夫婦の寝室で、威力を発揮しそうです。この細かな気流制御技術と高いセンサー技術が、三菱の大きな強みと言えるでしょう。

※参考:製品サイト「霧ヶ峰・Zシリーズ」
※参考: ニュースリリース


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