シモン・ビーズのあるサヴィニー村はロワン川のほとり、瀟洒なシャトウを中心によく手入れされた家々が集まり、愛らしい教会前の広場には澄んだ泉が湧いています。
ボーヌから5キロと言う距離はとっても居心地の良い環境、フランスの典型的な田舎をちょっと垣間見て見ましょうか。
INDEX
■ボーヌからサヴィニーへ
■プチシャトウでテイスティング
■14世紀に建てられた元男爵家のお城
■広大な庭は、あれれ?
■サヴィニー村散策
■サヴィニー村お役立ち情報情報
■ボーヌからサヴィニーへ
ボーヌの中心から聖ニコラ門を抜けてN74に出ます。一つ目の信号を左折、すぐに右に曲がり北に向かえば3キロほどで三叉路に出ます。サヴィニーこちらの標識に従ってさらに2キロ西に進めば、ほら城門が見えてきました。広々とした敷地のまん中を小川が流れ、はるか向こうにはきれいなお城が見えます。
閉ざされた門の前をカーブしてルクレール将軍通りを左に行けばすぐに教会前広場に出ます。まん中で勢いよく水が滴り落ちているのは泉です。ここがお城への入口。広場に面した階段へのドアアーチには文字が彫り込まれています。
"SIX AUNES DE SERGE SONT AUSSI LONGUES QUE SIX AUNES DE VELOURS"(6反のウールも6反の絹も長さは同じ)、え?よく分かりませんが、まいいか。こんな17世紀に彫られたと言う古い碑文が村のあちこちにあるのも楽しみの一つです。さて、せっかくですからお城に入ってみましょう。
■プチシャトウでテイスティング
入口にある建物はプチシャトウと呼ばれ、17世紀にブーイェール家の手に移ってからラファイエット宮殿に倣って建てられた外宮です。現在はワイン博物館やショップとして使われています。
ここではシャトウ・ド・サヴィニーが所有する40ヘクタールあまりの畑で取れたワイン(その内9つはプルミエクリュ)の試飲ができ販売もされています。