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んまい、やっぱワインはブルゴーニュ、心にしみるね そうだ、ボーヌに行こう!(2)(3ページ目)

ブルゴーニュワインと一口で言ってもピンキリ。ン10万円もするロマネ・コンティから10ユーロもしないレジオナルまで。うーんその違いって何?!

執筆者:赤木 滋生

グランクリュ街道めぐり
方向が決まればいよいよワイナリーめぐりです。もちろん車があればお目当てのシャトウやドメーヌに電話を入れておき直接行っても良いのですが、面倒ならばツアーが出ています。オテル・デュー前のボーヌツーリストオフィスには玄関に、なんと日本語で試飲ツアーの看板が!

コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、どちらのコースも2ヶ所の試飲付き、車で回る2時間半の極楽ツアー。もちろんグランクリュの畑も見学でき、直売もあります。料金は2004年現在一人40ユーロ


さて実際に訪れてみればびっくり!なるほどグランクリュはまるで貴族の館の塀の中のよう。畑の貧富の差は思った以上。しかも、意外なことに良い畑ほど痩せた土!そう言えば特級畑の土は石灰質で斜面にあるため水は干上がった状態。条件が悪いほど良いブドウが出来るなんて不思議と言えば不思議です。

訪れる村々にはそれぞれインフォメーションもあってその土地その土地の見所をていねいに教えてくれます。シャトウは文字通りお城でこれまたいやというほどあって見所だらけ。車で行くのも良いけれど、一周30キロほどの距離なら、気候の良いシーズンに貸し自転車でサイクリングも良いかもしれませんね。

さて、これでワインやブドウにもすっかり詳しくなったことだし、いよいよドメーヌ・シモン・ビーズに行くことにしましょう。ということで次回はついに、地下深く、カビに埋もれたカーヴ探検を敢行します、どうぞお楽しみに!

ボーヌ周辺お役立ち情報情報

□基本情報とホームページ

なんと言っても地元にお住まいの千砂・ビーズさんのサイトブルゴーニュ生活は、おすすめのホテルやレストラン情報も一杯。もちろんおいいしいシモン・ビーズのワインの情報も。
総合的な観光情報はボーヌ観光局公式サイト(英語、フランス語) 

ジブリ・シャンベルタン観光局(英語、フランス語)
シャトウ・ド・ポマール(英語、フランス語) 
シャトウ・ド・ムルソー(英語、フランス語) 
シャザーニュ・モンラッシェ(英語、フランス語) 

□ボーヌはこのあたり

□ボーヌに行くにはパリ、リヨン駅からTGVでディジョンまで。TERに乗り換えて合計約2時間半。リヨン市からならプラシュ駅からTERで1時間45分です。

しかしなんと言ってもワインめぐりならレンタカーが便利。パリからA6経由でわずか3時間。ボーヌ周辺には魅力一杯のスポットがたくさん、おすすめです。

そうだ、ボーヌへ行こう!(1)

そうだ、ボーヌへ行こう!(3)

そうだ、ボーヌへ行こう!(4)
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