共用部分の鍵の取り扱いについて
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| 合鍵の管理は万全ですか？ |
最近のカード錠を使って、ビルや事務所内への入退室にはセキュリティ対策をしているビルも増えています。しかし、既存の雑居ビルなど不特定多数の者の出入りがある建物でトイレが共用のオフィスビルなどでは、すでに実施しているところも多いはずですが、部外者の勝手なトイレ使用を避けるために常に施錠しておき、ビル関係者の使用時は各事務所に一本ずつ配置してある鍵を使うといった手間をかけるようにするべきです。
鍵の管理は慎重に！
まさか今どき自宅の鍵を、自宅の郵便受けに入れておいたり、メーターボックスに隠したり、植木鉢の下に隠している人はいないと思いたいものですが、実際にはそうしている人もいるようです。玄関上の手を伸ばせば届くところに置いてある人もいるかもしれません。玄関の位置関係にもよりますが、そうしたところから鍵を取り出す様子を誰かに見られていると、そこに鍵があることが知られてしまいます。こうした行為は大変危険ですので、すぐに改めましょう。また、携行する自宅の鍵の取り扱い状況はいかがでしょうか？ 財布につけて人目に触れさせたり、バッグに入れてあってもそのバッグ自体が誰でも手を伸ばせる場所においていないでしょうか？ もしオリジナルキーを携行していたなら、職場のコピー機などでコピーされたり、番号を控えられたりして、同じ鍵を入手されて、侵入被害を受ける危険性もあります。持ち歩くならできるだけスペアキーにしておいたほうが安全だと思われます。
キーホルダーは、手のひらに隠せないほどの大き目のものを使い、鈴などをつけて持ち出せば音がするようにして、鍵を入れたバッグは必ず他人の手が届かない場所に保管するようにしましょう。自宅内に人を招きいれたときは、鍵を靴箱の上に放置したり、目に触れて手が出せるようなところには放置しないようにしましょう。万一、落としたり紛失したりバッグがひったくりなどの盗難被害に遭ったり、空き巣狙いに侵入されたりしたときは、必ず錠前を交換しましょう。
※平成18年12月28日、東京世田谷区で22歳女性が絞殺殺害されました。犯人の28歳男はバイト先の居酒屋の同僚でした。更衣室から女性の鍵を持ち出して合鍵を作り、犯行に及びました。
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