ジメジメを吹き飛ばす、冷たいビール! ただし、飲みすぎは夏の冷えにつながるのでご注意 |
身体が冷えると血行が悪くなり、頭皮や毛母細胞に栄養が行き渡らなくなり、やがては薄毛につながってしまいます。今回は、夏の冷えと頭皮の血行不良を解消する方法をご紹介します。
頭皮の厚みがあれば「健康頭皮」
そもそも頭皮は頭蓋骨を外部の刺激から守る役割があり、厚みは約4mmあります。若い人ほど厚みがあり、青白い頭皮をしています。頭頂部がつまめるくらい厚く、頭皮の動きが良いほど、健康な髪を生み出すことができる健康な頭皮といえます。しかし、加齢や重力の影響のほか、血行不良で頭皮に栄養が届かなくなると、頭頂部の頭皮がだんだん薄くなってしまいます。アラフォー女性の頭頂部をマイクロスキンスコープで見ると、毛細血管が見えて赤い色をしている方が多いです。厚みがない頭皮からは、健康な髪が生まれにくくなります。
頭皮の色で判断するのは難しい
ただ、「赤い頭皮は不健康」「青白い頭皮は健康」と言い切れないケースもあります。夏は頭皮も日焼けするため、特に頭頂部は健康な頭皮でも赤くなる場合もあります。反対に、後頭部は重力で頭皮が下がるため、厚みがあり、日焼けしにくい部分です。他の部分よりもダメージを受けにくく、健康な頭皮であることが多いのですが、油断は禁物です。青白く見えても、健康とは言い切れないこともあるからです。
頭皮の色で判断するのはシロウトでは難しいため、1ヵ月に1回程度、プロに頭皮をチェックしてもらうとよいでしょう。定期的に頭皮ケアすることで、頭皮の血行が改善し、厚みのある頭皮に変わってくることと思います。