初めてメールや、ハガキ、封書などで、身に覚えのない料金の支払い請求通知書を受け取ったときは、使ってもいないツーショットダイヤルなどの請求であるにも関わらず、その恐ろしげな内容に、震え上がってしまう人が多いのです。
お支払い期限までにご入金いただけずこのまま放置されますと、最終的に御自宅まで訪問させていただき、下記合計お支払い金額に交通費、人件費を加算して請求させて頂くことになる場合がございますのでご注意ください。
とくに、「自宅まで訪問」という点が、恐ろしい感じがするようです。当サイトで、一連の記事をご覧いただいてきている方々にとっては、「相手にせず、無視して放置すればすむこと」と、認識されていることでしょう。
そういう支払い義務のない不当な、架空請求という悪質行為がある、という情報を持っていれば、「ああ、これが不当請求だな」と、認識できて、即座に削除して忘れることができるのですが、人は何ごとも経験のないこと、知らないことには、とまどいを覚えるものです。
初めて請求のメールや文書を読んで、「頭の中が真っ白になった」「心臓がドキドキした」など、短い文章にも関わらず、恐怖を覚える人が多いのです。平凡に生きてきた人にとっては、かつて経験したことのないような「恐怖の体験」であったりするわけです。
自分だけに起きていることではない!
メールやハガキ、封書などは、直接自分一人がまず見るものです。そのため、「自分一人だけがこんな目に遭っている」と思ってしまいがちです。しかし、これは悪質な商売であり、無作為に、多数の人に送られているものなのです。
「日本中でこんな目に遭っているのは自分だけ」なはずはないのです。何千人、何万人の人が同じ目にあっています。すでに大きな社会問題になっていることを、ニュースや新聞などマスコミでさんざん報道されているのですから、日ごろからニュースなどに関心を持っているかいないか、でも差が出るのです。
「支払い義務のない請求」に脅かされることは、あってはならないことです。そんな理不尽なこと悪質な行為に負けてはいけません。「悪質な行為なのだ、こんなことに自分は負けないぞ」という、強い意志が必要なのです。負けないためには、「情報、知識、知恵が必要」で、勝つために身につけるべきものなのです。
こういった事例についての情報を持っていたり、どこに相談すればよいかを知ってさえいれば、支払う必要のないお金を払ってしまうことはないでしょう。
しかし、相談する相手によっては、より状況を悪化させてしまう場合もあります。たとえばこんなケース(次ページ)が…。